
この記事は約 6 分で読めます。
みなさまこんにちは!
株式会社Coolsのふるたです☺️
弊社はエコキュート専門店として毎日数多くのエコキュートの設置や交換工事を行っております。

エコキュートを設置しているお宅で、
・そんなに使っていないのにお湯が足りなくなる・・・
・お湯の減りがなんだか早い気がするけど、これって故障?
そんなことを思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はエコキュート専門店に従事している私ふるたが、エコキュートのお湯の減りが早い・もしくはお湯が足りなくなる原因と対処法について徹底解説していきます!
故障の有無と修理が必要かどうかも説明していきますので、エコキュートを設置しているご家庭の方はぜひ参考にしてみてくださいね!!
1.エコキュートのお湯の減りが早い要因6選
まずはエコキュートのお湯の減りが早い時に考えられる要因を挙げていきます。
当てはまることがないかチェックしてみましょう!
✔️外の気温が低い
✔️旅行などで数日お湯を使用していなかった
✔️自動配管洗浄が作動
✔️追い焚き機能や保温機能を使用している
✔️水漏れしている
✔️エコキュート基盤(三方弁)の故障
次のセクションでそれぞれ詳しく解説していきますね!
2.エコキュートのお湯の減りが早くなってしまう原因を解説!
具体的にどのようなことが起きているのか、修理は必要なのか不要なのかに分けて説明していきます💡
2-1.《修理が不要》
まずは修理が必要ないものを対処法と併せてご紹介していきます!
①外の気温が低い場合
→冬場などは外の気温が低くなるため、タンクに貯めてあるお湯が冷めやすくなりお湯を沸かすのに通常よりエネルギーを必要とします。エコキュートのタンクは断熱材などにより保温されていますが、外の気温が低ければその分お湯が冷めるスピードも早くなります。
また、水道水の温度も低くなります。
エコキュートはタンクの中の熱いお湯と水道水を混ぜて適切な温度のお湯を出しているので、水道水の温度が低いとその分必要となるお湯も多くなります。
この場合は故障ではないので、修理などは必要ありません。
外の気温が低い冬の時期などはこまめにお湯の残量をチェックして、必要に応じて沸き増しを使用しましょう。
同じお湯の量でも、夏場と冬場では消費する早さが異なりますので注意が必要です!
もしも買い替えを検討する際は保温効率が高いものを選んだ方がお湯が冷めにくく省エネにも繋がりますのでぜひ覚えておいてください💡
例えば・・・
2024年6月発売の日立製の最新機種【BHP-FN37WU】は給湯保温効率が3.7あり、従来の給湯保温効率3.5のエコキュートと比較して0.2上がっていますので消費する電力が少なくなり省エネ効果も高くなっています。
目安として給湯保温効率が0.1変わると年間の電気代が約1,000円〜2,000円ほど変わると言われておりますので給湯保温効率3.5のものから3.7に変えるだけでも年間で¥2,000〜¥4,000の電気代削減、10年間で¥20,000〜¥40,000もの電気代削減・節約になりますね💡
②旅行などで数日お湯を使用していなかった場合
エコキュートは、タンクに沸きあげる湯量を一週間のお湯の使用量から設定されるので、数日お湯を使用しないとタンクの湯量が減り、帰ってきて使用するときにお湯が足りなくなってしまう可能性があります。
その場合使用する前にあらかじめ沸き増し設定をしておくといいでしょう。
数日使用すれば、元に通常のタンク湯量に戻るかと思います。
同じような理由で数日おきにお湯はりをする家庭では、お湯はりをする日に湯量不足になってしまう可能性がありますのであらかじめ沸き増し設定しておくなどの対策をしておきましょう。
③自動配管洗浄機能を使用している場合
自動配管洗浄機能とは、浴槽の残り湯を排水する(お湯を抜く)時に風呂配管内に残ったお湯を自動で洗い流す機能です。
新しいお湯を使って配管内の汚れた水を押し流す機能になるので配管を綺麗に保つことができて、次にお湯はりをするときにきれいなお湯でお風呂を沸かすことができる良い機能ですよね!
ただ、この機能が作動するとタンク内のお湯を消費しますので
タンクのお湯が急激に減る可能性があります。
自動配管洗浄は1回あたり約10Lのお湯を消費すると言われていますので、お湯の量が少なくなっている時は注意しましょう。
自動配管洗浄機能がついているエコキュートをご使用のお宅は、使用していないのにお湯が減っている場合は自動配管洗浄機能が作動していないか確認してみてくださいね。
④追い焚き機能や保温機能を使用している場合
お湯はりが終わった後もお湯の温度を一定に保ってくれる【自動保温】と
浴槽内のお湯が冷めた時に沸かし直す【追い焚き】機能の使用もタンク内のお湯の量が減りやすくなります。
お湯をはった後に保温機能で適温に保とうとする際、浴槽内のお湯を循環させてタンクの中の熱を使って冷めたお湯を温めます。
追い焚き機能の使用も同様な仕組みとなっており、かなりお湯が冷めてしまった時に追い焚きを使用する場合、多くのタンク内のお湯を使用しますのでお湯の量が減っていきます。
お湯が頻繁に足りなってしまう場合は「保温」と「追い焚き」の使用や設定見直しをしてみましょう。
「入浴が終わったら保温を切る」「自動保温の機能をOFFにしておく」をこまめにしておくことで、タンク内のお湯の減りも抑えられるかと思います。
それでも改善されない場合は、次に買い替えをする際にはエコキュートの容量アップを検討しても良いですね。
2-2.《修理が必要》
次に修理が必要なものをご紹介していきます。
⑤水漏れしている場合
エコキュートの配管に亀裂が入っていたり、タンクとヒートポンプやお風呂の配管と配管をつなぐ接続部分から水漏れが発生してしまうことがあります。
上記の部分からお湯が漏れてしまっている場合は、当然使用していなくてもどんどんお湯が減っていきます。
エコキュートのタンク周辺に水たまりがないか、配管のつなぎ目などから水漏れがないか確認し、もし目視できる場合は漏水の可能性があります。
すぐに点検や修理の手配をしましょう!
⑥三方弁や基盤の故障
エコキュートのタンクの下に取り付けられている三方弁という部品やそれを制御する基盤などが故障を起こしている場合があります。
三方弁は、タンクの下に溜まっている水をヒートポンプという装置に送り、ヒートポンプから送られてきたお湯をタンクの上に送る役割を担います。
本来はタンクの上部からお湯がたまっていくようになっており、沸きあげが完了したことを検知するセンサーはタンクの下部についています。
そのため三方弁が故障してしまうとヒートポンプから送られてきたお湯をタンクの下部へ流してしまいますので、温度センサーが湧き上げが完了したと勘違いしお湯の沸き上げが停止してしまいます。
三方弁や基盤の故障が疑われるときはメーカーや設置業者に点検や修理を依頼しましょう。
ここではすぐに修理が必要になるものをご紹介しましたが、もしご自宅のエコキュートが設置から10年以上経っているなら交換を検討しても良いかもしれませんね。
今ならエコキュート設置で国からの補助金が最大13万円支給されます。
補助金の期間は2024年12月31日まで、または事業の予算が上限に達し次第申請受付が終了になるそうです。
2023年度のエコキュート補助金は申請終了日の前に予算が上限に達し受付が終了してしまいました。
2024年も残りあと5ヶ月となっておりますので、予算が枯渇してしまう前にお早めの検討をおすすめいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エコキュートのお湯の減りが早い時は、
まず上記の項目に当てはまる原因などないか確認し、エコキュートのタンク周辺に異常はないか、リモコンに異常を知らせるエラーメッセージなどが表示されてないかを確認してみましょう。
リモコンに表示されたエラーコードの内容を確認して、メーカーやエコキュート専門業者へ問い合わせてみるのが良いかと思います。
修理が不要な要因の場合はぜひそれぞれの対処法を試してみてくださいね。
頻繁にお湯の沸き増しを行う場合、時間がかかるのと安い夜間電力が使えないというデメリットがあります。
蓄電池を活用することで夜間の安い時間帯の電力を蓄えておき使用することができるので電気代の高騰を防ぐことができます!
今なら蓄電池を導入する際にさまざまな補助金制度が受けられ
併用することでとてもお得に導入できますのでぜひこちらもご検討ください。
※補助金によっては併用不可のものもあります
弊社では蓄電池専門の担当者がおり、わかりやすくご説明させていただいておりますのでご質問だけでもお待ちしております。
エコキュートのお困りごとの相談や交換はぜひ「暮らしを支えるプロ集団」の株式会社Coolsにご連絡ください!
お客様のご不安をどこよりも早く解決いたします。
“価格・工事内容・早さ・丁寧さ”
全てに絶対的な自信がありますのでぜひ一度お問い合わせください。

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております🌸

