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こんにちは、住宅設備専門店・株式会社Coolsのきよみです。
「お風呂に白いカスが浮いている…」「浴槽の底にザラザラした塊が…」
エコキュートをお使いの皆さま、このような経験はありませんか?
もし心当たりがあるなら、それはエコキュート内部や配管に潜む不純物や汚れが原因かもしれません。
今回は、お客様からよくご相談いただく「エコキュートの白いカスの正体」について、その原因から具体的な解決策、そして予防法まで、プロの視点で徹底解説していきます!
この記事のポイント
- ・白いカス・塊の正体は主に「水アカ」や「湯ドロ」
- ・原因は追い炊き配管の洗浄不足や入浴剤など複数あり
- ・洗浄・入浴剤の見直し、専門業者に相談も
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気になるお風呂の白いカスの正体はこれだ!
白いカス・浮遊物の多くは「水アカ(炭酸カルシウム)」
まず、お風呂に現れる白いカスや塊、浮遊物の多くは、次のいずれかの可能性が高いです。
最も多い原因は、水道水に含まれるミネラル成分が固まった「水アカ」です。
特にカルシウム成分が炭酸カルシウムとして結晶化し、白い塊やカスとなって現れます。
エコキュートは貯湯式のため、常に貯湯タンクに水が貯められています。
この水が加熱される過程でミネラル成分が析出しやすくなり、配管内や貯湯タンク内に付着・蓄積されていくのです。
これが剥がれて浴槽に流れ出てくることで、白いカスや塊として目にすることになります。
時には「湯ドロ」や「入浴剤の残りカス」も
水アカの他にも、以下のようなものが考えられます。
湯ドロ(皮脂や石鹸カスなど)
お湯の中に溶け出した皮脂や石鹸カスなどが、配管内部で固まって「湯ドロ」となることがあります。
これが剥がれて出てくることもあります。
特に、追い焚き配管は汚れが溜まりやすい傾向にあります。
入浴剤の残りカス
粉末状の入浴剤が完全に溶けきらずに、浴槽や配管内に残ってしまうことがあります。
特に粘度の高い入浴剤や、固形タイプのものは注意が必要です。
ごく稀に「給湯器内部の劣化」の可能性も
これは稀なケースですが、エコキュート内部のパッキンや配管が劣化し、その破片が流れ出ている可能性もゼロではありません。
ただし、この場合は白いカスだけでなく、異臭がしたり、お湯の色がおかしいなどの別の症状も伴うことが多いです。
白いカスや塊が発生する主な原因
そもそもなぜ白いカスや塊が発生してしまうのでしょうか?
原因をさらに詳しく見ていきましょう🔎
原因①:追い焚きや配管洗浄をあまりしない場合
エコキュートは、浴槽のお湯を循環させて温め直す「追い焚き機能」があります。
この追い焚き配管は、お湯や皮脂などが常に通るため汚れが溜まりやすい場所です。
定期的に配管洗浄を行わないと、水アカや湯ドロが蓄積し、剥がれ落ちやすくなります。
原因②:入浴剤の溶け残りや種類によるもの
前述の通り、入浴剤が完全に溶けきらなかったり、特定の成分が固まりやすい入浴剤を使用していると、それが白いカスとして現れることがあります。
特に硫黄成分を含む入浴剤や、にごり湯タイプの入浴剤は、エコキュートの配管を傷める可能性もあるため、使用を控えるよう推奨されているメーカーもあります。
原因③:築年数の古い建物や配管の場合
建物の築年数が古い場合、配管内部に長年の汚れが蓄積している可能性や、配管自体が劣化している可能性も考えられます。
白いカス・塊を今日から解決!具体的な対処法
白いカスや塊を見つけたら、まずは以下の対処法を試してみてください。
対処法①:市販の洗浄剤で配管洗浄を行う
市販のエコキュートでも使える配管洗浄剤を使って、ご自身で洗浄を行うことができます。
薬局などで購入できる「ジャバ(1つ穴用)」はエコキュートの配管洗浄にも使える製品です!
Q.給湯器がエコキュートなのですが、使えますか?
───A.追い焚き機能があれば、ジャバをご利用いただけます。
実際に使用する際には、取扱説明書をよく読んで正しく使いましょう。
定期的な洗浄は、白いカスだけでなく、雑菌の繁殖を抑え、清潔なお風呂を保つためにも重要です💡
対処法②:入浴剤を見直す・使用方法に注意する
白いカスの原因が入浴剤と思われる場合は、以下の点を試してみてください。
- ・入浴剤の種類を変える:溶け残りやすい粉末タイプから、液体タイプやタブレットタイプに変える。
- ・使用方法を工夫する:入浴剤を完全に溶かしてから浴槽に入る、など。
- ・メーカー推奨の入浴剤を使用する:各メーカー公式サイトなどに、エコキュートに使用しても問題ない入浴剤が記載されています。
特に「バブ」「バスクリン」「バスロマン」の3つは、主要メーカー共通で推奨されています。
▼エコキュートに使用できる入浴剤の一覧はコチラの記事から
対処法③:給水フィルターの掃除を行う
エコキュートの貯湯タンクに水を供給する給水経路には、ゴミや異物の侵入を防ぐためのフィルターが設置されています。
このフィルターが詰まると、水の流れが悪くなったり、稀にフィルターを通過できなかった大きなゴミが浴槽に出てくる可能性もあります。
定期的に清掃することで、エコキュートの機能を正常に保ち、余計なトラブルを予防できます。
白いカス・浮遊物の発生を抑える!日頃からできる予防策
今日からの心がけが大事!実践したい予防方法
日頃からの少しの心がけで、白いカスや塊の発生を効果的に抑えることができます。
予防策①:定期的な配管洗浄を習慣にする
最低でも半年に1回、できれば3ヶ月に1回程度の頻度で、市販の洗浄剤を使った配管洗浄を行いましょう。
特に冬場は入浴回数が増え、皮脂汚れなどが溜まりやすい傾向にあるため、意識的に洗浄を行うのがおすすめです。
予防策②:エコキュートの取扱説明書に改めて目を通す
お使いのエコキュートの取扱説明書には、日常のお手入れ方法や、推奨される入浴剤、避けるべき入浴剤などが詳しく記載されています。
トラブルを未然に防ぐためにも、一度改めて目を通しておくことをおすすめします。
予防策③:気になる症状があれば早めに専門業者へ相談
「白いカスが増えてきた」「お湯の出が悪い」「異臭がする」など、何か気になる症状があれば、放置せずに早めにエコキュートの専門業者に相談しましょう。
エコキュートの内部や配管は普段目に見えないため、素人では状態の確認が難しい箇所です。
専門業者であれば、点検用の専用機器を用いて配管のつまりや汚れの蓄積状況、部品の劣化具合などを細かくチェックすることが可能です。
また、万が一パーツの摩耗や配管の損傷などが見つかった場合も、早期に対応することで、大きなトラブルや余計な出費を防ぐことに繋がります。
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「白いカス=故障」ではない!しかし放置はNG
お風呂に白いカスや塊が浮いていると、「エコキュートが故障したのでは!?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、多くの場合、白いカスの正体は水アカであり、直接的な故障を意味するものではありません。
ですが、放置しておくと、水アカが配管内部にどんどん蓄積し、次のようなトラブルに繋がる可能性があります。
- ・追い焚き効率の低下: 配管が詰まることで、お湯が効率よく循環せず、追い焚きに時間がかかるようになる。
- ・配管の劣化: 水アカが配管の内側を削り、劣化を早める可能性がある。
- ・異臭の発生: 水アカや湯ドロに雑菌が繁殖し、お風呂から不快な臭いがするようになる。
- ・熱効率の低下: 貯湯タンク内に水アカが堆積すると、熱交換効率が低下し、電気代が高くなることも。
これらのトラブルを未然に防ぎ、エコキュートを長く快適にお使いいただくためにも、白いカスや塊を見つけたら、早めに対処することが大切sです。
まとめ:快適なエコキュートライフのために
エコキュートの白いカスや塊、お風呂の浮遊物の多くは、水道水に含まれるミネラル成分が原因の水アカです。
ご自身での配管洗浄や、入浴剤の見直しで改善することがほとんどですが、それでも改善しない場合や、より徹底した根本原因の解決を求める場合は、プロの専門業者への依頼が最も確実です。
エコキュートのご相談はCoolsまで!
当店では、エコキュートに精通した専門家がお客様のお悩みに寄り添い、最適な解決策をご提案いたします。
白いカスにお困りの方はもちろん、エコキュートのことで何か気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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快適で安心なエコキュートライフを続けるためには、日頃のメンテナンスと、早めの点検・対処が大切です。
気になることがあれば、いつでも弊社までご相談くださいね。
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