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2023年09月21日
最終更新日2025年10月22日

この記事は約 4 分で読めます。

こんにちは。給湯器・省エネ設備専門店のCools(クールス)です。

「エネファームって聞いたことがあるけど、実際になにができる製品なの?」
「ガス給湯器やエコキュートとはどう違うの?」

最近では「電気代・ガス代を抑えたい」「災害時にも安心して使える給湯器がほしい」と考えるご家庭が増え、 「エネファーム(家庭用燃料電池)」も注目を集めています。

この記事では、エネファームの仕組みやメリット・デメリット、他の給湯器との違いを専門店の視点からわかりやすく解説します。

   
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エネファームとは?家庭で「電気とお湯」を同時につくる

エネファームのイメージ画像

パナソニック_家庭用燃料電池「エネファーム」

エネファームの基本

エネファーム(ENE-FARM)とは、家庭でガスを使って電気とお湯を同時につくる「家庭用燃料電池」のことです。

「エネルギー(ENERGY)」+「ファーム(FARM)」の名の通り、家庭の中でエネルギーを「育てる」という意味が込められています。

従来のガス給湯器が「ガスを燃やしてお湯を沸かす」のに対し、エネファームはガスから電気を発電し、そのときに出る熱をお湯として再利用するという省エネな仕組みです。

エネファームの仕組み

エネファームは、大きく分けて3つの装置でできています。

装置 役割
燃料電池ユニット 都市ガス(またはLPガス)から水素を取り出し、発電を行う
貯湯ユニット 発電時に出る熱を使ってお湯をためておく
リモコン・制御部 発電量やお湯をコントロール

仕組みを簡単に説明すると、

  • 1.ガスから「水素」を取り出す
  • 2.水素と空気中の「酸素」を反応させて「電気」をつくる
  • 3.その発電時に出る「熱」でお湯をつくる

つまり、ガス給湯器+発電機のハイブリッドのようなもの。
自宅で発電した電気を使えるため、電力会社から買う電気を減らせるのがポイントです。

エネファームのメリット

1.電気代の節約につながる

家庭で使う電気の約30〜40%を自家発電でまかなえるため、電力会社から買う電気を減らせます。
また、年間で約3〜5万円の節電効果が期待できます。

2.発電時の熱を「お湯」に再利用

発電時に出る熱を無駄にせず、給湯や床暖房に使うため、エネルギーの利用効率が約95%と非常に高いのが特徴です。
同じガスを使っても、従来の給湯器より省エネ性能が高いのがエネファームの強みです。

3.停電時も電気が使える

エネファームは発電装置を内蔵しているため、停電時でも一定の電気(最大約500W)を自立運転で供給可能。
冷蔵庫や照明、スマホの充電など、最低限の生活が維持できます。

4.CO₂排出量を削減できる

電力会社の送電よりも効率的に電気をつくれるため、CO₂排出量を年間約1トン削減できます。
地球にも家計にもやさしい設備です。

エネファームのデメリット・注意点

① 初期費用が高い

一番のハードルは導入コストです。
設置費込みで約100〜150万円前後と、一般的なガス給湯器よりかなり高額です。

ただし、国や自治体からの補助金を活用すれば実質的な負担を抑えることが可能です。

② 定期メンテナンスが必要

エネファームは精密機器のため、5〜10年ごとに専門業者によるメンテナンスや一部部品の交換が必要になります。
維持費は年間1〜2万円程度が目安です。

③ 発電量が家庭の電力使用量に左右される

日中に家にいない共働き世帯などは、発電した電気を十分に使い切れない場合があります。

そのため、家庭のライフスタイルによって節電効果が異なる点に注意が必要です。

   
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エネファームとエコキュートの違いを比較

エコキュートと迷う方も多いですが、両者は仕組みもコストも異なります。

比較項目 エネファーム エコキュート
発電 ガス+空気 空気+電気
給湯方式 発電熱を利用 ヒートポンプ加熱
光熱費 ガス+電気代 電気代のみ(夜間割引)
初期費用 約100~150万円 約40~60万円
寿命 約10年 約15年
補助金 あり(国・自治体) あり(給湯省エネ2025事業)
停電時 自立発電可 お湯を取り出せる(貯湯式)

どちらも省エネ性能が高く、環境にやさしい給湯システムです。

ただし、「電気代を抑えたい」方はエコキュート、「停電時も電気を使いたい」方はエネファームが向いています。

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エネファームもエコキュートも補助金が使える!

実は、エネファームもエコキュートも、国の「給湯省エネ事業」などの補助金対象になっています。

どちらも省エネ性能が高く、家庭の光熱費削減やCO₂排出量の削減に貢献することから、設置費用の一部を国が支援してくれる仕組みです。

たとえば、今年度はエネファームなら最大20万円エコキュートでも最大17万円の補助金を受け取れる制度が用意されています。

補助金を活用すれば、初期費用を抑えながら最新の省エネ設備を導入できるチャンス。給湯器の交換を検討中の方は、両方の補助金条件をチェックしておくと安心です。

エネファームに関するよくある質問

Q1. エネファームの寿命はどのくらい?

約10年が目安です。燃料電池スタック(発電部)の劣化が主な交換ポイントです。

Q2. 補助金はいくらもらえるの?

国の補助金は約10〜15万円前後、自治体によっては追加で5万円前後支給される場合もあります。

Q3. 停電時に使える電気はどれくらい?

最大で約500W。冷蔵庫・照明・スマホ充電など最低限の電力をまかなえます。

Q4. エネファームと太陽光発電は一緒に使える?

併用可能です。日中は太陽光、夜間はエネファームで発電することで、電気の自給率を高められます。

Q5. エコキュートに比べてお得なの?

ご家庭の使い方次第です。ガス代が高い地域ではエコキュートの方がランニングコストが安くなる傾向があります。

エネファームは「自宅で電気をつくる」新しい給湯の形

エネファームは、ガスから電気とお湯を生み出す次世代型の給湯システムです。
光熱費の節約・環境への配慮・停電時の安心感など、多くのメリットがあります。

一方で、初期費用が高く、メンテナンスが必要というデメリットも。

導入を検討する際は、他の給湯器(エコキュート)などとの比較検討がおすすめです。

エコキュートへの切り替えは今がチャンス!

2025年度の「給湯省エネ事業」では、補助金枠が予算に達し次第終了します。

ガス給湯器やエネファームからの交換を検討している方は、早めの相談が安心です。

Coolsでは、エネファーム・エコキュートどちらの見積もりも無料!
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ご家庭にぴったりの省エネプランをご提案いたします。

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