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2024年07月28日 (128日前)
最終更新日2024年09月26日 ((68日前、情報が古い可能性がございます))

この記事は約 4 分で読めます。

政府の支援策「酷暑乗り切り緊急支援」について解説

こんにちは、株式会社Coolsのきよみです。

今年の夏は記録的な猛暑となり、電力供給の逼迫など様々な要因に伴う電気代高騰の影響がありました。

政府はこの状況を受けて、6月21日に行われた岸田総理の記者会見で、2024年8月~10月の電気使用量に対して「酷暑乗り切り緊急支援」を実施することを発表しました。

前回は2024年5月分までを対象に「電気・ガス価格激変緩和対策」という名前の補助が行われましたので、2カ月越しの支援復活となります。

今回は「酷暑乗り切り緊急支援」に含まれる”一般家庭向けの電気料金”に対する具体的な支援内容や、今日からできる電気代節約の方法について解説していきます!

きよみ
きよみ
支援制度を理解して、一緒に厳しい時期を乗り切りましょう!
   
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電気代値上がりの理由とは?

電気料金値上がりの原因は、主に以下の5つが挙げられます。

  • 1.燃料費の高騰
  • 2. 電力供給の制約
  • 3. 再生可能エネルギーの導入コスト
  • 4. 電力市場の変動
  • 5. 天候の影響

順番に解説していきます。

1.燃料費の高騰

電気を発電するための石油や天然ガスなどの燃料費が国際的に高騰しています。
この影響で発電コストが増加し、その結果、電気代が上がっています。

2. 電力供給の制約

原子力発電所の稼働が制限されており、火力発電への依存度が高まっています。
火力発電は燃料費の影響を受けやすく、特に夏場の需要増加時には供給が逼迫しやすくなります。

3. 再生可能エネルギーの導入コスト

再生可能エネルギーの普及が進んでいますが、安定した供給にはまだ課題があり、それを補完するために火力発電が必要になります。
また、再生可能エネルギーの導入コストも電気代に影響を与えています。

4. 電力市場の変動

電力市場の需給バランスにより価格が変動し、特に猛暑などで需要が急増すると市場価格が上昇し、その影響が電気代に反映されます。

5. 天候の影響

猛暑や寒波などの異常気象が頻発しており、これにより冷暖房需要が増加しています。
特に猛暑では冷房需要が急増し、電力使用量が跳ね上がるため、電気代が高騰しています。

こうした様々な要因が合わさって、現在の電気料金高騰に大きな影響を与えています。

「酷暑乗り切り緊急支援」の内容

政府が実施する「酷暑乗り切り緊急支援」の中の、一般家庭の電気代に対する支援内容をご紹介します。

一般家庭向け電気代補助金

2024年8月~10月使用分の電気代に対して、補助金が支給されます。
具体的には、8月・9月の使用分では4.0円/kWh、10月の使用分では2.5円/kWhの値引きが行われます。(※低圧供給・一般家庭等)

例えば、1ヵ月に400kWhの電力を使用する一般家庭の場合、1,600円の補助額となります。

※出典:経済産業省│資源エネルギー庁(公式サイト)

支援金の申請方法

この支援を受けるためには、個人での特別な手続きは不要です。

電気・都市ガスの事業者が月々の使用量に応じて自動的に値引きを行います。


※出典:経済産業省│資源エネルギー庁(公式サイト)

値引きの詳細や対象期間については、各電気・ガス会社が公式サイトにて公開していますので、ご自宅の契約している会社にてご確認ください。

今日からできる電気代を節約する方法

電気代節約のためには、ご自宅の電気使用量の見直しも大切です。

ご家庭で今日から始められる節電方法を4つご紹介します。

1.エアコンの設定温度を工夫する

エアコンの設定温度を1度上げるだけで電気代の節約になります。
扇風機などを併用することで、効率的に室温を下げることができます。

2.こまめなスイッチオフ

使わない部屋の照明や家電はこまめにスイッチを切る習慣をつけましょう。
消し忘れの多い場所は、センサー式のライトに変えるのも効果的です。

3.遮光カーテンの活用

日中の暑い時間帯で使用していない窓がある場合、遮光カーテンを活用するのも有効です。
室温の上昇を抑えることで、エアコンの稼働量を下げることができます。

4.冷蔵庫の設定を見直す

最初の設定のまま触らない方も多いと思いますが、冷蔵庫の設定温度の調整も有効です。
庫内の温度が低すぎると、電力消費が増えます。

ただし、夏の時期は省エネを気にして温度設定を弱めると食材が傷んでしまう可能性があるので、室温に応じて調整するようにしましょう。

▼冷蔵庫の設定温度に関する参考記事はコチラ▼
省エネにもなる!冷蔵庫の適正温度と適切な食品の保存先│Panasonic公式サイト

電気代による家計への負担を根本的に減らしたい方へ

エコキュートを取り入れよう

例年の気温上昇や様々な環境の変化を踏まえて、根本的に電気代を見直したいという方には、「エコキュート」の導入をおすすめします。

エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を沸かす電気給湯器で、従来の電気温水器やガス給湯器に比べて非常に効率的です。

特に、夜間の安い電力を使ってお湯を沸かすため、昼間の電気代を大幅に削減できます。

※出典:エコキュートとは?エコキュートのしくみから詳しくご紹介│ダイキン公式サイト

省エネ性能に優れたエコキュートは、消費電力を約1/3に抑えられるため、年間を通じて電気代を大きく削減することが期待できます。

また、エコキュートは長期的な経済性も魅力です。

初期投資は高めですが、政府が支援する補助金を利用することで、導入コストを抑えることが可能です。

「エコキュートに興味がある」
「お話だけでも聞いてみたい」という方は、

弊社の専任スタッフが丁寧にご説明しますので、Coolsまでお気軽にご連絡ください。

   
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蓄電池を取り入れよう

高騰し続ける電気代や災害時の備えとして、家庭用蓄電池の導入もご検討されてみてはいかがでしょうか。

太陽光発電などで電気を蓄えて、昼間に発電した余剰電力を夜間に利用することで、電力消費を削減することができます。

また、蓄電池にも政府や自治体などから補助金による支援制度も設けられているため、懸念される初期費用の面もカバーできます。

長期的な光熱費削減のメリットがあり、再生可能エネルギーの利用拡大により今後さらに普及が見込まれる家庭用蓄電池にも、ぜひ注目していただきたいです。

太陽光発電との組み合わせで節電効果大◎「蓄電池」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

   
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「酷暑乗り切り緊急支援策」と今からできる節電方法を解説しました

いかがでしたか?

連日30度を超えるのが当たり前の日本の夏には、エアコンなどの家電は生活に欠かせない必須アイテムです。

電気使用量による家計への負担を抑えながら快適な生活を送るために、政府の「酷暑乗り切り緊急支援」の補助や日常生活での電気代節約の工夫を通して、今年の厳しい夏を乗り切りましょう。

これからも日々の暮らしに役立つ情報を発信していきます。
次回の投稿もおたのしみに!

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