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「子育てグリーン住宅支援事業」が今年度からスタート
こんにちは、住宅設備専門店・株式会社Coolsのきよみです。
子育て世帯・若者夫婦のみなさん、おうちの光熱費や住環境について考えたことはありますか?
特に最近は食品などの物価高騰の影響もあり、家庭でのやりくりを工夫しているご家庭も多いのではないでしょうか。
今年2月、政府が各家庭の省エネ化を推進するために取り組んでいる「住宅省エネ2025キャンペーン」の公式サイトがリリースされました。
今回はその中の4つの事業のうち、エコキュートや太陽光パネルも補助の対象となる「子育てグリーン住宅支援事業」についてご紹介します!
この記事のポイント
- ・「子育てグリーン住宅事業支援」の概要
- ・子育てエコホーム支援事業との違い
- ・補助金の対象となるもの
- ・補助金の申請期間・申請方法 など
これからお家の購入やリフォームを考えていて、エコキュートや太陽光パネルなどの省エネ設備も検討したいと考えている方には、ぜひ活用していただきたいお得な制度です◎
「公式サイトを見たけど難しくてよくわからない…」という方も、ぜひご参考にしてみてください◎
子育てグリーン住宅支援事業とは?
「子育てグリーン住宅支援事業」の概要
そもそも子育てグリーン住宅支援事業ってなんなの?という方に向けてご説明します。
「子育てグリーン住宅支援事業」とは、2050年のカーボンニュートラル実現を目指す国の地球温暖化対策事業の一つで、子育て・若者夫婦世帯などを対象に、省エネ住宅の導入にかかる費用に対して補助金を支給する制度です。
具体的に言うと、長期優良住宅などの高い省エネ性能を持つ住宅を購入したり、リフォームで省エネ改修を行う場合、その費用の一部を負担することで家計の下支えを行う事業です。
「子育て世帯」「若者夫婦世帯」の定義は?
ここでいう子育て世帯・若者夫婦世帯とは、下の表に該当する世帯を指します💡
子育て世帯とは… | 申請時点で、子を有する世帯。※令和6年4月1日時点で18歳未満(平成18(2006)年4月2日以降出生)。令和7年3月末までに建築着工する場合は、令和5年4月1日時点で18歳未満(平成17(2005)年4月2日以降出生)。 |
---|---|
若者夫婦世帯とは… | 申請時点で夫婦であり、どちらかが若者である世帯。※令和6年4月1日時点で39歳以下(昭和59(1984)年4月2日以降出生)。令和7年3月末までに建築着工する場合は、令和5年4月1日時点でどちらかが39歳以下(昭和58(1983)年4月2日以降出生)。 |
若者夫婦世帯というと夫婦ともに若い家庭を想像すると思いますが、どちらかが該当していれば対象に含まれます◎
子育てエコホーム支援事業とは何が違うの?
前年度までは「子育てエコホーム支援事業」という名目だった本事業。
名称が変わり、昨年までと何が違うの?と気になる方も多いはず。
子育てエコホーム支援事業との大きな違いは3つ!
- ・新築の補助対象に「GX志向型住宅」という新しいワードが登場
- ・補助の対象が「子育て世帯」・「若者夫婦世帯」のみから「すべての世帯」に
- ・リフォームの必須工事が1→2に変更
今年度より始まった子育てグリーン住宅支援事業の目玉とも言えるのが、GX志向型住宅の支援制度!
この支援制度の登場により、新築の場合の補助額が最大160万円となり、昨年度よりも上限が大幅に上昇したことで注目を集めています。

また、GX志向型住宅はすべての世帯が対象になるため、より多くの世帯が補助の対象に含まれる形となりました。
リフォームに関しては、昨年度は必須工事が1つだったものが2つに変更になっています。
適用条件とは?何をすると対象になる?
「新築住宅」の場合
補助対象住宅と補助額
床面積が50㎡以上240㎡以下の住宅について、その省エネ性能に応じた補助額が支給されます。
※一部の地域に立地する等(立地等の除外)の住宅は補助対象には含まれません。
補助対象住宅 | 1戸あたりの補助額 | 対象世帯 | 詳細ページ |
---|---|---|---|
GX志向型住宅 | 160万円/戸 | すべての世帯 | 公式サイトを参照 |
長期優良住宅 | 80万円/戸 ※建替(既存住宅の解体撤去)を伴う場合「100万円/戸」 |
子育て世帯・若者夫婦世帯 | |
ZEH水準住宅 | 40万円/戸 ※建替(既存住宅の解体撤去)を伴う場合「60万円/戸」 |
※新築住宅の建築主・購入者等(その親族を含む)が、所有する住宅の解体工事を発注し、2024年11月22日から完了報告までに解体工事が完了するものに限る。
※GX志向型住宅とは、GXへの協力表明を行った事業者が建築する住宅に限る。
※補助対象は、要件を満たす賃貸住戸の50%(申請手続きにおいては、長期優良住宅の場合40万円/戸、ZEH水準住宅の場合20万円/戸として取り扱われる。)
さらに細かい対象要件については、公式サイトの各詳細ページよりご確認いただけます。
> 注文住宅の新築(対象要件)
> 新築分譲住宅の購入(対象要件)
> 賃貸住宅の新築(対象要件)
補助対象者
事業内容に応じて、補助の対象者が決まっています。
※長期優良住宅・ZEH水準住宅に該当する新築(賃貸住宅の新築を除く)は、子育て世帯または若者夫婦世帯に限られます。
補助対象事業 | 補助対象者 |
---|---|
注文住宅の新築 | 建築主 |
新築分譲住宅の購入 | 購入者 |
賃貸住宅の新築 | 建築主かつ賃貸オーナー |
「リフォーム」の場合
住宅の所有者等が、グリーン住宅支援事業者と契約し対象となるリフォーム工事をする場合、リフォーム箇所に応じた補助が受け取れます。
補助対象
補助対象事業 | 区分 | カテゴリー |
---|---|---|
リフォーム | 必須工事 | ①開口部の断熱改修 |
②躯体の断熱改修 | ||
③エコ住宅設備の設置 | ||
任意工事 | ④子育て対応改修 | |
⑤防災性向上改修 | ||
⑥バリアフリー改修 | ||
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | ||
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 |
リフォームの場合は、必須工事①~③のうち、2つ以上のカテゴリーを実施する場合に限られます!
弊社が主に取り扱っている「エコキュート」や「太陽光パネル」は必須工事「③エコ住宅設備の設置」に含まれています。
任意工事の補助は2つ以上の必須工事を行った上で実施する場合のみ、補助の対象になります。
また、1つの申請の補助額の合計が5万円に満たない工事は補助の対象にはなりませんので、ご注意ください⚠
どの製品が対象になるのかもっと詳しく知りたい方は、公式サイトより 補助対象製品を検索🔎 することもできます。
補助額と上限額
リフォーム工事の内容に応じて定められた補助額が支払われます。
- ・【Sタイプ】必須工事①~③すべてのカテゴリーを実施→上限60万円/戸
- ・【Aタイプ】必須工事①~③のうち、いずれか2つのカテゴリーを実施→上限40万円/戸
交付申請期間
申請期間は、新築・リフォームともに共通です。
- ・工事の着手期間:2024年11月22日以降に対象工事に着手したもの
- ・申請開始~予算上限に達するまで(※遅くとも2025年12月31日まで)
予算の上限に達し次第、補助金を受け取れなくなりますので、申請は早めに行いましょう。

補助金の申請方法・もらえるタイミングは?
補助金の申請手続きは誰が行うの?
子育てグリーンホーム支援事業は、グリーン住宅支援事業者(住宅省エネ支援事業者)に登録されている事業者が申請手続きを行うことができます。
一般消費者が直接登録や申請手続きを行うことはできませんので、ご注意ください⚠
本事業の利用を検討している方は、事前に補助金の代行申請が可能か必ず確認するようにしましょう。
補助金が還元されるタイミングは?
補助金がいつ頃もらえるのか、気になりますよね?
補助金の還元方法は2パターンあります。
<最終支払いに充当する方法>
補助金は工事費や購入費の一部として充てられます。
<現金で支払う方法>
原則工事が完了して引渡しを受けた後、事業者から受け取ることができます。
※実際にどのように受け取ることができるのかは、申請を依頼する事業者に事前に確認しておきましょう。
「子育てグリーン住宅支援事業」について解説しました
ご参考になりましたか?
「子育グリーン住宅支援事業」は、オール電化設備・省エネ製品の導入を検討している家庭にとっては是非とも利用したいお得な制度ですので、適用条件をしっかりと確認した上で活用してくださいね。
予算には上限があるので、申請漏れのないようお早めに手続きすることをお忘れなく。
毎日の家計の負担を減らしながら、家族みんなでエコで快適な住まいを手に入れることに役立ててください。
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