エコキュート室外機(ヒートポンプ)の水漏れ原因と応急処置!自分で直せる?修理・交換の費用相場を解説!

エコキュート室外機の水漏れ!原因と応急処置_アイキャッチ画像
落合 祐太
第二種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト 落合 祐太

エコキュート施工歴8年。

メーカー認定代行店として、給湯器・エコキュートの設置や修理に多数携わる。

電気・ガス両方の専門知識を活かし、正確でわかりやすい情報発信を行っています。

監修者
小林 拓也

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

小林 拓也

エコキュート専門店スタッフ。補助金制度や製品仕様にも精通する。
現場スタッフやカスタマー対応部門と連携し、お客様が知りたい情報をわかりやすく発信するコンテンツ作りを心がけております。

執筆者

こんにちは。エコキュート・省エネ住宅設備の専門店Cools(クールス)です。

エコキュートの室外機(ヒートポンプ)の周りが水浸しになっているのを発見すると、故障?修理代はいくら?と焦ってしまいますよね。

この記事では、エコキュートの室外機で水漏れが起こっているときの今すぐできる応急処置から、水漏れの原因の見分け方気になる修理費用の相場を、専門店のスタッフが詳しく解説していきます。

業者に連絡しようか判断する際の目安にも、ぜひご活用ください。

目次

エコキュート室外機の水漏れですぐにやるべき3つの応急処置

まずは被害を最小限に食い止め、水道代や電気代の二次被害を防ぐために、今すぐできる3つの初期対応をお伝えします。

どれも数分でできる簡単なことばかりですので、上から順番に試してみてください。

止水栓と電源(ブレーカー)を落とす

水漏れを発見したら、これ以上、水と電気を無駄に流さないことが最優先です!

エコキュートが勢いよく水を漏らし続けていると、翌月の水道代を見てさらに青ざめることになりかねません。また、電気基盤に水がかかるとショートして完全に壊れてしまうリスクもあります。

まずは以下の手順で、お家の水を止め、電気を遮断しましょう。

1. エコキュート専用の「止水栓(しすいせん)」を閉める

エコキュートのタンクの足元にあるカバーを外すと、配管がいくつか並んでいます。その中にある「給水配管」に取り付けられているバルブ(止水栓)を時計回り(右)に回して閉めてください。

エコキュートの室外機のイメージ画像

多くのメーカーでは、タンクの下部カバーを外した正面、または側面に配置されています。

▼主要メーカー各社の止水栓の位置(例)

メーカー止水栓の位置の特徴見分けるポイント
パナソニック貯湯タンクの下部正面カバー内。「給水止水栓」と書かれたラベルのすぐ近くにあるレバーまたはハンドルです。
三菱電機タンク正面、下部の脚部カバーを外した中。「専用止水栓」の文字があります。青色や黒色のレバータイプが多いです。
ダイキンタンクの下部正面、または側面のカバー内。配管カバーを開けると「給水止水栓」が見えます。手で回せる丸いハンドルやレバーです。

※どうしても止水栓の場所が分からない場合は、お家全体の「水道の元栓(量水器バルブ)」を閉めても大丈夫ですが、その間はお家全体が断水してしまいますので注意してくださいね。

2. エコキュート専用の「ブレーカー」を落とす

次に、安全のために電気を止めます。

エコキュート専用のブレーカーを落とす手順
  • お家の中にある分電盤(ブレーカーボックス)を開けます。
  • 「エコキュート」や「給湯器」と書かれた専用のスイッチを探し、それを「切(オフ)」にしてください。
  • もし分電盤にない場合は、貯湯タンクの側面にある「漏電遮断器」の点検カバーを開け、スイッチをオフにします。

これでひとまず、水道代が跳ね上がるリスクや、漏電による重大な故障の危険も防ぐことができました。

エコキュートの専用ブレーカーを落とす場所

室外機から水漏れしている箇所をスマホで撮影する

水と電気を止めたら、次は現状を記録しておきましょう。

お仕事や育児の合間に業者を探す際、「ここから水が漏れています」と写真で正確に伝えられるかどうかで、見積もりのスピードと正確さが変わってきます。

エコキュート施工課/落合祐太

お客様からお写真を送っていただけると「配管のパッキンでだと、〇〇円くらいで直せますよ」と、現場に行く前に概算をお伝えできることもあります。

以下の3箇所をスマホでカシャっと撮影しておいてください。

  • エコキュート全体の引きの写真(タンクと室外機の位置関係がわかるもの)
  • 水が漏れている・濡れている場所のアップ(配管の根元、接続部分、室外機の底面など)
  • タンク側面にある「型番(型式)シール」のアップ

型番シールは超重要!

ヒートポンプユニット(=室外機)やタンクの側面に貼ってある「型式(SRT-…やBHP-…など)」や製造年が書かれたシールは、必ず文字がハッキリ読めるようにアップで撮ってください。

これがあるだけでも、必要な交換部品をその場で特定できるため、段取りがスムーズになります。

エコキュートの形式・型番ってどこで分かるの?

賃貸・マンションの場合は管理会社へ連絡

もし戸建てではなく、分譲マンションや賃貸住宅にお住まいの場合は、業者を自分で手配する前に必ず管理会社や大家さんへ連絡をしてください。

なぜなら、賃貸物件やマンションの規約によっては、経年劣化によるエコキュートの修理費用を大家さんや管理組合側が負担してくれるケースがあるからです。

知らずに自分で民間の業者を呼んで修理してしまうと、「指定の業者以外での修理は費用を出せません」と言われてしまい、全額自己負担になってしまうことも……。

また、マンションの場合は下の階への漏水トラブルに発展していないかを確認してもらう必要もあります。まずは管理窓口へ「エコキュートから水漏れしている」という状況を伝え、指示を仰ぎましょう。

故障?正常?エコキュートの水漏れ原因の見分け方 

ハテナ

エコキュートの水漏れは故障ではなく、機械が正常に動いているからこそ出る水であるケースも多いです。

専門店スタッフとしての現場の知識を交えながら、本当に修理が必要な「危険な水漏れ」と、そのまま放っておいて大丈夫な「正常な水漏れ」の見分け方を分かりやすく解説しますね。

【修理不要】結露水やヒートポンプの霜取り運転

水漏れのご相談をいただく中でも多いのが、この「正常な排水」のケースです。

エコキュートは、その仕組み上、故障していなくてもお湯を作る過程でどうしても水が発生してしまうのです。

特に、以下のような場所から水が出ている場合は、修理の必要はありません。

  • ヒートポンプ(室外機)の底面からの水
  • お湯を沸かしている時間帯(主に深夜〜早朝)の濡れ

これは、エコキュートが空気中の熱を集める際、室外機内部が急激に冷やされるために発生する結露水です。

また、冬場に室外機に触れた空気が凍りつかないよう、自動で霜を溶かす霜取り運転のときにも、まとまった水が下に流れ落ちます。

朝方と日中の気温差による結露のメカニズム

エコキュートの結露のメカニズム

水分が発生する理由は、空気中に含まれる水蒸気と温度のデリケートな関係にあります。

日中の暖かい空気は、たくさんの水分(水蒸気)を蓄えることができます。しかし、夜間から朝方にかけて気温がグッと下がると、空気は水分を抱えきれなくなります。

さらに、エコキュートはお湯を沸かすために、ただでさえ冷え込んでいる朝方の空気を吸い込んで、さらに冷やして吐き出します。

このとき、室外機の内部にある熱交換器というアルミのフィン部分がキンキンに冷やされるため、周囲の空気中の水分が一気に冷やされて水滴に変わり、ポタポタと流れ落ちるのです。

お湯をつくっている深夜から朝方にかけて水が垂れていて、お湯を沸かし終えた日中には水が止まっている(または乾いていく)ようであれば、それは正常な結露水です。安心してくださいね。

結露による水なら一安心ですが、逆にお湯を沸かしていない昼間でも、ずーっと特定の場所から水が漏れ続けているという場合は、本物の故障(水漏れ)のサインです。

特に注意したい、プロの手による修理が必要なケースを2つ見ていきましょう。

ヒートポンプ配管からの水漏れ(ひび割れ・パッキン寿命)

エコキュート本体とタンク、そしてお風呂や台所をつないでいる各種の「配管」からの水漏れは、放っておくと水道代や電気代が跳ね上がる原因になるため、早めの修理が必要です。

原因のほとんどは、長年使っていることによる部材の経年劣化です。

配管の接続部分にあるゴム製のパッキンが、経年劣化によって硬くなって隙間ができたり、配管そのものが傷んでひび割れたりすることで水が漏れてしまいます。

エコキュート専門ライターたくや

築10年頃を超えるご家庭では、それまで耐えていた配管の遮光カバーがボロボロになり、むき出しになった配管が紫外線によるダメージを直接受けて、一気に劣化が進むケースが急激に増える印象です。お家の点検の際には、ぜひ配管の根元なども目視でチェックしてみてくださいね。

配管そのものは外側から確認しやすい部分ですが、室外機の真下ではなく機械の内側でひっそりと起きている重症な水漏れもあります。

【要修理】室外機(ヒートポンプ)内部の部品故障

最後に挙げるのが、ヒートポンプ(室外機)の内部にある部品そのものが破損しているケースです。

先ほど「室外機の下が濡れるのは結露だから正常」とお伝えしましたが、それはあくまで底面の排水穴から正しく水が出ている場合です。

もし、以下のような状態であれば内部部品の故障が疑われます。

  • 室外機の側面や、本来水が出るはずのない隙間からじわじわ水が漏れている
  • お湯を沸かしていない時間(日中や夕方)でも、室外機の周りが常に水浸しになっている
  • リモコンに「エラーコード」が表示されてお湯が沸かなくなっている

ヒートポンプの内部には、高圧でお湯を循環させるコンプレッサーや、細い配管がぎっしり詰まっています。これらが劣化で破裂したり、内部の接続部が破損したりすると、機械の中で水漏れを起こしてしまいます。

内部の故障は、私たち一般のユーザーが分解して直すことは絶対にできません。そのままにしておくと電装基板に水がかかって完全にショートし、修理費用がさらに高額になってしまう恐れもあります。

「いつもと違う場所から水が出ているな」「ずっと濡れたままだな」と違和感を覚えたら、すぐに使用をストップして、専門業者やメーカーの修理窓口へ相談してくださいね。

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エコキュートのタンクの水漏れとの違い・見分け方

エコキュートは、お湯をつくるヒートポンプユニット(室外機)と、お湯をためる貯湯タンクユニット(大きな縦長の本体)の2つでワンセットになっています。

実は、どちらから水が漏れているかによって、深刻度や対処法が少し変わってくるんです。

室外機と貯湯タンク、それぞれの水漏れの特徴を分かりやすく表にまとめました。

水漏れの場所主な症状の特徴深刻度と主な原因
ヒートポンプ(室外機)内部の配管接続部や結露水のドレン詰まり。ポタポタ・ジワジワ濡れることが多い。中〜高:空気から熱を集める心臓部なので、放置するとお湯が沸かなくなります。
貯湯タンク(タンク)タンクの下部(脚部カバー内)や配管からシューシューと水・お湯が噴き出す。お湯の減りが異常に早い。:大量のエコキュートタンク水漏れの場合、水道代のハネ上がりに直結します。

大きな縦長のエコキュートのタンクで水漏れが発生している場合、単なる結露水ということはまずありません。タンク本体の経年劣化による亀裂や、タンクに繋がる給水・給湯配管の破損が疑われます。

どちらか見分けがつかないけれど、とにかく水が勢いよく漏れ出している!」という場合は、先にお伝えした応急処置をすぐに行いましょう。

メーカー別のトラブル傾向や水漏れの実例をもっと詳しく見たい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

エコキュート室外機の水漏れ原因と症状を実例で解説|応急処置と修理費用・交換基準まで徹底ガイド

エコキュートの水漏れは「自分で修理(DIY)」できる?

エコキュートの水漏れを見つけたとき、なんとか自分で安く直せないかな?と思う方もいると思います。できることなら手痛い出費は最小限に抑えたいものです。

しかし、エコキュート専門店スタッフとしてお伝えさせてください。エコキュートの水漏れをDIYで本修理するのは、絶対にやめておきましょう。

なぜプロがDIYをおすすめしないのか、その理由も踏まえて詳しく解説します。

配管用テープでの応急処置はあくまで「一時しのぎ」

もし配管のひび割れから水が噴き出している場合、ホームセンターなどで手に入る自己融着テープ(配管補修用のテープ)を巻きつければ、一時的に水を止めることは可能です。

ただし、これはあくまで修理業者さんが到着するまでの数時間〜数日間、被害を広げないための応急処置に過ぎません。

エコキュートの配管には、私たちが想像する以上の負荷が毎日かかっています。一時的に水漏れが止まったように見えても、数日後にお出かけしている最中や夜中に、再び激しく破裂して周囲を水浸しにしてしまうリスクが高いです。

DIY修理をおすすめしない3つの理由

エコキュートは、単なるお水の水道管ではなく、電気と高圧のガス、そして熱湯を同時に扱う精密な大型家電です。素人判断での修理には、思わぬ事故や家計への負担につながる以下の3つのリスクが潜んでいます。

  • 安全に関わる「感電・漏電」のリスク

    エコキュートには200V(ボルト)という、家庭用エアコンなどでも使われる非常に強い電気が流れています。水漏れしているということは、すぐ近くの電気配線や基板が濡れている可能性が高い状態です。知識がないまま触ってしまうと、激しい感電事故を起こしたり、お家全体のブレーカーが落ちて周囲の家電を壊してしまったりする恐れがあり大変危険です。
  • メーカーや販売店の「保証対象外」になるリスク

    多くのエコキュートにはメーカー保証や、購入店の延長保証がついています。しかし、取扱説明書にないユーザー自身による分解や修理の跡が残っていると、たとえ保証期間内であってもすべての保証がその時点で無効(有償修理)になってしまいます。
  • 凄まじい「水圧と高温」で素人の補修ではすぐに吹き飛ぶ

    エコキュートがお湯を沸かしたりお風呂に給湯したりするとき、配管内部には非常に高い水圧と、最高で90℃近い熱湯が流れます。ホームセンターで売っている一般的な配管資材や接着剤では、この「高圧+高温」の組み合わせに耐えられません。プロ専用の耐熱・耐圧部材を使い、ミリ単位の隙間もなく施工しているからこそ、あの強い水圧に耐えられているのです。

良かれと思ったDIYが原因で、エコキュート本体そのものにダメ-ジを与えてしまったケースも実際に起こっています。

安全のためにも、そして最終的な出費を一番安く抑えるためにも、水漏れを見つけたら触らずにプロにお任せください。

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エコキュート室外機の水漏れ修理代の費用相場

いざ修理が必要となったとき、一体いくらかかるのか?気になりますよね。

特にここ最近は、世界的な原材料費の上昇や物流コストの増加に伴い、各給湯器メーカーの交換部品代や部材費も段階的に改定されています。

まずは箇所別の具体的な金額の目安をチェックしていきましょう。

箇所別の修理費用一覧表

エコキュートの水漏れ修理にかかる費用は、どこの部品を直すか(交換するか)によって大きく変わります。

接続部のパッキン交換のような部分的な修理であれば比較的安価で済みますが、ヒートポンプ(室外機)の心臓部にあたる重要部品の交換になると、部品代そのものが高額になるためまとまった費用が必要です。

現在の一般的な修理費用の目安を一覧表にまとめました。

故障の箇所修理費用の相場(税込)主な作業内容の目安
パッキン交換10,000円 〜 20,000円経年劣化で硬化した接続部のゴムパッキンを新品に交換する作業。
配管の補修15,000円 〜 30,000円ひび割れた配管の一部カット・繋ぎ直しや、部分的な配管の引き直し。
ヒートポンプ内部修理70,000円 〜 150,000円コンプレッサーや冷媒回路、熱交換器といった室外機内部の重要部品の交換。
エコキュート専門ライターたくや

もしヒートポンプ内部の修理で10万円を超える見積もりが出た場合で、お使いのエコキュートが設置から10年前後経過しているなら、直さずに「本体ごとの交換」を視野に入れるのが結果的に一番おトクになるケースも多いです!

2026年現在は国の「給湯省エネ事業」による手厚い補助金(最大14万円など)が出ているため、古い機械をだましだまし修理して使い続けるよりも、最新の超省エネモデルに買い替えた方が、毎月の電気代が下がり、長期の保証もついてトータルの家計がラクになるからです。

出張費や見積もり費用の追加請求に注意!

一部の悪質な業者の中には、「基本料金」は本当に0円でも、現地に来てから以下のような理由で高額な料金を上乗せしてくるケースがあるのです。

  • 出張費や車両を停めるコインパーキング代は別にかかる
  • 特殊な工具を使ったので、技術料がプラスにる
  • 「今すぐ直さないと破裂して家の中まで水浸しになる」と不安を煽り、相場の数倍の作業費を請求する

見積もりだけのつもりで呼んだのに、断りにくい雰囲気を作られてそのまま強引に工事を進められてしまった…というトラブルを実際に耳にすることもあります。

こうしたトラブルを防ぐために、見積もりの段階で、出張費やキャンセル料を含めて、追加で請求が発生する可能性があるか事前に確認しておきましょう。

地域で長く営業している専門店など、身元がしっかりしている信頼できるところに最初から相談するのが、一番安心で家計を守ることにもつながります。

室外機以外にも、エコキュート全般で気になる事がある場合にはこちらの記事もご参考にしていただけます。

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室外機の水漏れは、修理と買い替えどっちがお得?

エコキュートの調子が悪くなったとき、今回は修理でごまかして、あと数年使ってもっとボロボロになったら買い替えようと考える方もいらっしゃると思います。

数十万円もする大きなお買い物を今すぐ決断するのは、勇気がいるものです。

しかし、設置から10年が過ぎたエコキュートの場合、とりあえず修理を選んでしまうと、実は長い目で見て家計に赤字をもたらしてしまうケースが非常に多いのです。

向こう5年間でどちらが本当に家計に優しいのか、シミュレーションでじっくり比較してみましょう。

エコキュートの寿命は約10年〜15年

一般的な家電と同じように、エコキュートにも寿命(耐用年数)があります。使用頻度や設置環境にもよりますが、一般的な寿命はおおむね10年〜15年と言われています。

特に、お湯を作る心臓部であるヒートポンプ(室外機)は常に外気にさらされてフル稼働しているため、貯湯タンクよりも早く、10年前後でガタが来ることも多いです。

また、設置から10年を過ぎると、メーカー側で修理用部品の保有期間が終了してしまいます。つまり、お金を払って直したくても、もう交換できるパーツが世の中になく、買い替えるしか選択肢がなくなってしまうという大きな壁がやってきます。

ここを無視して修理を繰り返してしまうと、恐ろしい修理のスパイラルに陥ってしまうのです。

では、実際に修理を続ける場合最新機種に替える場合で、私たちのサイフから出ていくお金(トータルコスト)にどれくらいの差が出るのか、具体的に見比べてみましょう。

【比較表】修理スパイラルの恐怖 vs 最新省エネ機種への交換

設置から10年が経過したエコキュートについて、向こう5年間使い続けると仮定した場合の家計シミュレーションを行いました。

古い機種は省エネ性能が低く、毎月の電気代が高め(月平均 約5,000円)です。

一方、最新機種は省エネ効率が劇的に進化しているほか、太陽光発電の電気やおトクな昼間の電力を賢く使う機能が標準装備されているため、毎月の電気代を抑える(月平均 約3,500円)ことができます。

項目パターンA:修理して使い続けるパターンB:今すぐ最新機種に交換
初期費用 / 工事費0円約350,000円(本体+工事費から補助金を引いた実質額)
5年間の修理費用約80,000円(10年目、12年目にそれぞれ部品交換を想定)0円(新品のためメーカーや販売店の長期保証内)
5年間の電気代(給湯分)300,000円(5,000円 × 12ヶ月 × 5年)210,000円(3,500円 × 12ヶ月 × 5年)
5年間のトータルコスト380,000円560,000円
5年後の機器の状態寿命を大幅に過ぎた「15年落ち」。いつ完全に壊れてもおかしくなく、遠からず必ず買い替え(+約35万円〜)が必要。まだまだ元気に動く「5年落ち」。この先もメンテナンスしながら、あと10年近く安心して使い続けられる。

一見すると、5年間の時点では修理して使い続ける(パターンA)方が安く見えるかもしれません。

しかし、ここに隠れた罠があります。パターンAの場合、5年が経ったときにはいつお湯が出なくなってもおかしくない15年落ちのボロボロの機械が手元に残ります。

つまり、その後すぐにまた35万円以上の買い替え費用が確実に発生し、10年間のトータルで見ると圧倒的に大損してしまうのです。

逆に、今すぐ新品に交換(パターンB)してしまえば、毎月の電気代が年間で1万8,000円も安くなり、何より「そろそろ給湯器を買い替えた方がいいかもしれない…」という不安やストレスから、今すぐ解放されるという大きなメリットがあります。

エコキュート導入費用の負担を減らせます

エコキュートの室外機水漏れに関するよくある質問

エコキュートの室外機の水漏れについて、お客様から寄せられる疑問に一問一答形式で簡潔にお答えします。 

エコキュートの水漏れを放置すると水道代・電気代はどれくらい上がる?

水漏れの程度によりますが、水道代と電気代を合わせて「月に数千円〜1万円以上」高くなります。

お湯や水が漏れ続けると、家計に以下のような無駄なコストが毎月上乗せされます。

  • 水道代のロス(月数百円 〜 10,000円以上) ポタポタ程度なら少額ですが、配管からシューシューと勢いよく漏れている場合は一気に跳ね上がります。
  • 電気代のロス(月2,000円 〜 5,000円以上) タンクからお湯が漏れると、エコキュートが減った分を補おうと昼間の高い電気代の時間帯にも自動で「沸かし直し」を繰り返すためです。

【注意】エコキュートの経年劣化による水漏れは、水道局の漏水減免制度(水道代の免除)の対象外になるケースがほとんどです。見つけたら一刻も早く直すのが一番の節約になります。

火災保険はエコキュート室外機の水漏れ修理に使える?

原則として「経年劣化」による修理には使えません。ただし、自然災害や二次被害であれば使える可能性があります。

火災保険の適用可否は、水漏れの原因によって以下のようにハッキリ分かれます。

保険が使えないケース(対象外)保険が使える可能性があるケース(対象)
パッキンの摩耗や配管のサビなど、長年の使用による「経年劣化」。台風による飛来物の衝突や、落雷による基板ショートなどの「自然災害」。
ユーザー自身のDIY修理ミスによる故障。水漏れが原因で自宅の床下や壁が浸水した「二次被害(水濡れ損害)」。

修理業者が来るまでにお湯は使える?

安全のため、お湯の使用は止めて、エコキュートの「専用止水栓」を閉めて待つのがベストです。

無理にお湯を使い続けると、以下の3つのリスクを伴います。

  1. 水圧がかかって配管の傷口が広がり、水漏れが悪化する
  2. 漏れた水が室外機の電気配線にかかり、ショートや感電・漏電を起こす
  3. タンクのお湯が足りなくなり、お風呂の途中でぬるま湯になる

業者が来るまでの安心応急処置

  1. リモコンの電源を切る(自動で沸き上がるのを防ぐため)。
  2. 貯湯タンクの下にあるカバーを外し、「専用止水栓」を時計回りに回して閉める。

これでエコキュートへの給水が止まり、水漏れも完全にストップします。

お家全体の水道の元栓ではないため、トイレや台所の水はいつも通り使えて安心です。

コキュートの室外機の水漏れはプロに相談を!

エコキュートのまわりが濡れているのを見つけると慌ててしまいますが、まずは落ち着いて状態を確認することが大切です。

今回のポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 「深夜・朝方だけ」の濡れは、正常な結露水の可能性大(修理不要)
  • 「日中もずっと」漏れている、室外機の隙間から出ている場合は故障(要修理)
  • 危険な感電や高額な修理を招くため、DIYでの本修理は絶対にNG
  • 設置から10年近く経っているなら、2026年の手厚い補助金を使って最新省エネ機種へ買い替える方がトータルでおトク

お湯は毎日使う大切なライフラインだからこそ、トラブルがあると本当に不安になりますよね。

まずは信頼できる専門店に現状を伝えるのが、結果的に一番安く、安心して解決できる近道です。

「まだ使えるかも」「とりあえず見積もりだけ見たい」という段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。

エコキュート室外機の水漏れ・買い替えのご相談は「Cools」へ

「これって修理が必要な水漏れ?」
「うちの場合、最新機種に買い替えたら電気代はいくら安くなる?」

そんなちょっとした疑問やご質問だけでも大歓迎です! 

当店では、現場を熟知したスタッフがあなたのお家の状況に合わせた最適なプランを丁寧にご提案します。

スマホから写真を送るだけの「LINE相談」や、WEBからの「無料お見積り」で、お家にいながらすぐにお出しできますので、家計に一番優しい方法を一緒に探しましょう!

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小林 拓也

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