夜間にお湯を沸かすエコキュート。「ブーン」という低い音が響いて、「ご近所から何か指摘されたらどうしよう…」「家族が気になって眠れない」と焦っていませんか?
ご近所付き合いを考えると、なんとか早く、しかも費用を抑えてDIYで解決したいですよね。
そんな方へ向けて、この記事では 住宅設備の専門店Coolsが、エコキュートの安全で確実な防音シートの貼り方を分かりやすく解説します!
間違った貼り方による故障リスクを避けるための「絶対NGな箇所」から、シートで解決しない場合の「根本的な解決策」まで分かりやすくまとめています。
ぜひ最後まで読んで、今日からできる対策を始めてみてくださいね。
エコキュートの交換をご検討中の方へ

株式会社Cools(クールス)は、エコキュート・省エネ住宅設備の専門店として、お客様一人一人のお悩みに寄り添い、これからの快適な暮らしを実現するサービスを提供しております。
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エコキュートに防音シートを貼る前に知りたい「音の正体」
ホームセンターで防音シートを買ってきて、とりあえずペタペタと貼ればいい、というわけではありません。
まずは、エコキュートのどこから、どんな種類の音が出ているのかを知ることで、一番効果的な対策が打てます。
ヒートポンプからの「ブーン」という低周波音が原因
エコキュートは大きく分けて「貯湯タンク(お湯を貯める大きな箱)」と「ヒートポンプ(エアコンの室外機のような見た目の機械)」の2つから成り立っています。
実は、音の発生源になっているのは貯湯タンクではなくヒートポンプの方です。
ヒートポンプが空気の熱を集めてお湯を沸かす際、内部の圧縮機が稼働することで「ブーン」という低い音(低周波音)が発生します。
そのため、防音シートを貼るべきターゲットは、このヒートポンプに絞られます。
防音シートで効果がある音・ない音
「防音シートを貼れば、音がピタッと消えるはず!」と期待したいところですが、実はシートだけで防げる音と、そうでない音があります。
対策を無駄にしないために、以下の表でチェックしておきましょう。
| 音の種類と原因 | 防音シートの効果 | より効果的な対策 |
|---|---|---|
| 金属パネルの共振(ビビリ音) | ⭕️ 効果あり シートの重みでパネルの震えを抑えられます。 | 鉛やゴム製の遮音シートをパネル面に貼付 |
| 地面に伝わる振動音(重低音) | ❌ 効果なし 足元から響く音はシートでは防げません。 | 足元に防振ゴム(防振パッド)を敷く |
| 空気の排出音(風切り音) | ❌ 効果なし 吹き出し口は塞げないため対策不可です。 | 防音ルーバー(防音壁)の設置、または移設 |
このように、金属の震えを抑えるシートとあわせて、足元に防振ゴムを敷くなどの工夫を取り入れるとより効果的です。

エコキュート防音シートの効果的な貼り方と手順
音の正体と対策箇所が分かったところで、いよいよ具体的なDIY手順に入りましょう。
屋外に置かれているヒートポンプは雨風に常にさらされているため、「効果の高さ」だけでなく「剥がれにくさ」も大事なポイントになります!
順番にステップを見ていきましょう。
エコキュートの防音シートに準備するもの
まずは必要なアイテムを揃えます。防音材には主に「遮音シート」と「吸音材」があり、それぞれ役割が異なります。
屋外で長持ちさせるためのテープ選びも大切です。

| アイテム名 | 役割と選び方のポイント |
|---|---|
| 遮音シート | 音を遮り、重みで金属の振動を抑えます。屋外使用に耐える鉛系や特殊ゴム系で、裏面シール付きのものが便利です。 |
| 吸音材 | 音を吸収します。遮音シートと重ねて使うと効果的ですが、水を吸いやすいため、屋外では防水処理されたものを選ぶ必要があります。 |
| 屋外用テープ | シートの端から雨水が侵入するのを防ぐために使います。耐水・耐候性の高いアルミテープなどを選びましょう。 |
| 脱脂クリーナー | 貼り付ける面の汚れや油分を落とすために必須です。パーツクリーナーや中性洗剤を用意してください。 |
手順1:汚れを落として乾燥させる
シートを貼る前に、絶対にやっていただきたいのが 事前の拭き掃除と脱脂(だっし)です。
ヒートポンプの表面には、長年の砂埃や排気ガスの油分などが付着しています。このままシートを貼っても、数日〜数週間でポロポロと剥がれてしまいます。
中性洗剤を含ませた雑巾で汚れを拭き取り、パーツクリーナー等を使ってしっかりと油分を落としましょう。水拭きした後は、完全に乾くまで待つのがポイントです。
手順2:防音シートのカットと貼り付け
ヒートポンプの外装パネル(金属部分)の寸法を測り、シートを少し小さめにカットします。
貼り付けのポイントは、ヒートポンプの天面(上のフタ部分)と側面・背面の金属パネル部分の共振をピンポイントで抑えることです。
全体を覆い隠すのではなく、金属面の中央付近を中心に、空気が入らないようにしっかりと圧着しながら貼っていきます。
ホームセンターの防音シートを貼る際、屋外用の強力な両面テープやアルミテープで端をしっかり塞がないと、雨水が侵入して数ヶ月でボロボロになってしまいます。少し手間ですが、端の処理(コーキングやアルミテープでの目張り)を丁寧に行うのが長持ちの秘訣です!
【絶対NG】エコキュートで防音シートを貼ってはいけない場所
せっかくご近所への配慮で防音対策をするのに、エコキュート自体が壊れてしまっては本末転倒ですよね。実は、間違った防音シートの貼り方が原因で故障してしまうケースも存在します。
ここでは、エコキュートに防音シートを貼る際の、絶対に避けるべきNG箇所を解説します。
ヒートポンプの「吹き出し口」と「吸い込み口」は厳禁


絶対に塞いではいけないのが、空気を吸い込んだり吐き出したりする部分です。
ここをシートで覆ってしまうと、排熱ができずにヒートポンプ周辺に熱がこもる「ショートサーキット」という現象が起きます。
これを放置すると、エラーコードが頻発するだけでなく、心臓部である圧縮機(コンプレッサー)に過度な負担がかかり故障してしまいます。
圧縮機の交換となると、部品代と作業費で10万円以上の高額な修理費がかかるケースも珍しくありません。数千円のDIYで手痛い出費にならないよう、風の通り道には絶対にシートを貼らないでくださいね。
メーカー保証が適用外になるリスク
パナソニックや三菱電機をはじめとする各エコキュートメーカーの取扱説明書や据付工事説明書には、機器の周囲に必要な空きスペース(離隔距離)が厳格に定められています。
もし吸排気を妨げるような不適切なシートの貼り方をして故障した場合、改造・不適切設置とみなされてしまいます。
そうなると、せっかくメーカーの延長保証期間内であっても「保証適用外」となり、全額自己負担での修理になってしまうリスクがあります。
作業前には必ず、お手元の取扱説明書で注意事項を確認しましょう。
防音シートで解決しない場合のエコキュートの騒音対策
防音シートは金属パネルの震え(ビビリ音)には効果的ですが、ヒートポンプ特有の「ブーン」という重低音(低周波音)を完全にゼロにするのには限界があります。
「シートを貼っても、まだ音が気になる…」という焦りを解消するために、次の一手となる根本対策をご紹介します。
防振ゴム・防音壁との併用
ヒートポンプの足元(コンクリート基礎との接続部分)に専用の「防振ゴム」を挟み込むことで、地面を伝わって隣の家に響く重低音を大幅に軽減できます。
また、どうしてもファンからの音が気になる場合は、吹き出し口の前にエコキュート専用の「防音ルーバー(防音壁)」を設置し、音の向かう方向を上や横へ変えるのも非常に効果的です。


※画像はあくまでイメージです。実際の製品とは異なる場合があります。
ヒートポンプの移設工事
隣の家の寝室のすぐ裏にヒートポンプが置いてあるといった場合、物理的に距離を離すのが最も確実な解決策です。
ヒートポンプのみの移設工事であれば、配管や配線の延長距離にもよりますが、おおよそ3万円〜8万円の費用相場で対応可能です。
ご近所トラブルによる毎日の精神的なストレスやご家族の睡眠不足を考えれば、移設工事で根本的に解決してしまうのも賢い選択と言えます。
補助金を活用したエコキュート「最新静音モデル」への買い替え
もし今お使いのエコキュートが設置から10年近く経っているなら、無理にDIYや移設にお金をかけるよりも、いっそ最新機種に買い替えてしまうのがトータルで最もお得になるケースが多いです。
最新のエコキュートはコンプレッサーの性能が劇的に向上しており、10年前の機種と比べて驚くほど静かになっています。
さらに、現在は「給湯省エネ2026事業(住宅省エネ2026キャンペーン)」という国の大型補助金が利用できます。
| 比較項目 | 約10年前の旧型エコキュート | 2026年 最新静音モデル |
|---|---|---|
| 稼働音(夜間) | 約 45〜50 dB(エアコン室外機より少し大きめ) | 約 38〜40 dB(図書館の中レベルの静けさ) |
| ご近所への影響 | 低周波音が響きやすく、トラブルの原因になりやすい | 振動や騒音が抑えられ、隣家が近くても安心 |
| 2026年の補助金額 | – | 7万円〜最大14万円 ※撤去費加算等を含む最大額 |
| 電気代の目安 | 経年劣化により消費電力が上がりやすい | 最新の省エネ基準クリアで、毎月の電気代もダウン |
※補助金額は2026年の給湯省エネ事業における高効率モデル(基本要件クリア)+古い蓄熱暖房機や電気温水器の撤去加算を含めた最大の目安です。
修理部品の保有期間(約10年)が過ぎているエコキュートに手を加えるのはリスクも伴います。
DIYでの防音対策に限界を感じたら、大型補助金が使える今のタイミングを利用して、最新の静かなエコキュートへの交換シミュレーションを検討してみてはいかがでしょうか。
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エコキュートの防音・防振に関するよくある質問
記事のまとめに入る前に、店舗でもお客様からよくご相談いただく「防音対策のちょっとした疑問」についてQ&A形式でお答えします。
防音シートは100均のすきまテープなどでも代用できますか?
おすすめできません。すぐにボロボロになってしまいます。
100円ショップのすきまテープやスポンジは主に室内用です。雨や紫外線の当たる屋外のエコキュートに貼ると、数週間で劣化して剥がれたり、ドロドロに溶けて本体にこびりついたりしてしまいます。
一度こびりつくと剥がすのが本当に大変なので、必ず「屋外用・耐水性」と書かれた防音材・遮音シートを選ぶようにしてくださいね。
室外機の周りに段ボールや板を立て掛けるのは効果がありますか?
故障の原因になるため、絶対にやめましょう。
音を遮ろうとして、ヒートポンプの周りを段ボールやベニヤ板で囲ってしまう方がまれにいらっしゃいますが、これは非常に危険です。
空気の通り道を塞いでしまう(ショートサーキット)ため、機器が異常加熱して故障したり、最悪の場合は発火の原因になったりすることもあります。風向きを変えたい場合は、必ずメーカー指定の空間を空けた上で、専用の防音ルーバーなどを設置してください。
エコキュートの音が急にうるさくなった気がするのですが、故障ですか?
季節的な要因か、部品の劣化(故障)のどちらかが考えられます。
冬場は外気温が低く、お湯を沸かすためにより多くのパワーが必要になるため、ヒートポンプの稼働音が夏場よりも大きくなる傾向があります。これは正常な動作です。
しかし、「カラカラ」「キュルキュル」といった金属が擦れるような異音が突然し始めた場合は、内部のファンモーターや圧縮機が劣化・故障しているサインの可能性が高いです。早めに点検を依頼しましょう。
エコキュートの防音シートは正しく貼ろう
防音シートは、ホームセンターやネットで手軽に買えてDIYできる便利なアイテムです。
ですが、「ヒートポンプの吹き出し口(ファン)や吸い込み口を絶対に塞がないこと」を必ず守って、安全に作業を行ってくださいね。
また、貼る前の拭き掃除と油分落とし(脱脂)を丁寧に行うことが、雨風に負けず長持ちさせるコツです。
DIYで解決しないお悩みは、無理せずプロにご相談を!
「シートを貼っても重低音が響いてしまう」「エラーコードが出てしまった」という場合は、無理やり対策を続けるのは危険です。
また、お使いのエコキュートが設置から10年近く経っている場合は、2026年の大型補助金を活用して、驚くほど静かな最新モデルへ交換する方が、結果的にご近所トラブルも電気代の悩みもスッキリ解決できるケースがとても多いです。
当店Cools(クールス)では、「うちの機種は補助金の対象になる?」「移設と交換、どっちが安く済む?」といったご相談を無料で承っています。
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エコキュートの交換をご検討中の方へ


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