こんにちは。エコキュート・省エネ住宅設備の専門店 Cools(クールス)です。
「お湯を使わない時間も、エコキュートの電源はずっと入ったまま。電気代がもったいない気がする…」「年末年始の帰省の前に、電源を切っていいのか分からない」と迷っていませんか?
ネットで調べても「切ってOK」「絶対に切ってはダメ」と答えがバラバラなときがあり、余計に不安になりますよね。これは、どの「電源」の話をしているかがそろっていないのが原因なんです。
結論:エコキュートの電源は入れっぱなしが基本です!
待機中の電気代は月およそ90〜180円。電源を切ると、お湯の沸き上げや冬の凍結予防まで止まってしまいます。
数日〜2週間ほどの不在はリモコンの「沸き上げ休止」、1か月以上家を空けるときは電源を切って水抜きを推奨しています。
- エコキュートの電源を入れっぱなしにしたときの電気代の目安(メーカーの仕様から試算)
- リモコン・漏電遮断器・ブレーカー、どの「電源」を入れておくべきか
- 旅行や帰省で家を空けるときの、不在日数別・季節別の正しい対応
エコキュートの交換をご検討中の方へ

株式会社Cools(クールス)は、エコキュート・省エネ住宅設備の専門店として、お客様一人一人のお悩みに寄り添い、これからの快適な暮らしを実現するサービスを提供しております。
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エコキュートの電源は切らないほうがいい3つの理由
エコキュートは、電源が入っていることを前提に「お湯の沸き上げ」「湯切れを防ぐ沸き増し」「冬の凍結予防」を自動で行う給湯器です。
電源を切ると、この3つがまとめて止まってしまいます。

理由1:お湯は「夜にまとめて沸かしてためる」仕組みだから
ガス給湯器は蛇口をひねった瞬間にお湯を沸かしますが、エコキュートは電気代の安い夜間にまとめてお湯を沸かし、タンクにためておく仕組みです。
電源を切ってしまうと、この夜間の沸き上げそのものが行われません。翌日にお湯が足りなくなったり、電気代の高い昼間に沸かし直すことになったりと、かえって損をしやすくなります。
理由2:冬の凍結予防が止まってしまうから
エコキュートは、外の気温が下がると自動で配管の凍結を防ぐ運転をしています。
三菱電機は冬に凍結防止のためヒートポンプが動くことがあると案内しており、パナソニックも休止設定中でも外気温が低いと凍結予防の運転を行うと説明しています。
給湯器メーカーのコロナも、寒波の前の注意として「エコキュートはブレーカーを切らないように」と呼びかけています。
冬に電源を切ると、配管が凍ってお湯も水も出なくなるおそれがあるので注意してください。
理由3:湯切れを防ぐ自動の沸き増しも止まるから
エコキュートには、お湯の使用状況や残り湯量に応じて、昼間でも自動で沸き増しを行う機種があります。
また、気象警報や注意報に連動してタンク内のお湯を確保する機能を搭載した機種もあります。
こうした自動機能は、エコキュートに電源が供給され、必要な設定がされていることで作動します。電源を切ると自動沸き増しなどが行われなくなるため、必要なときにお湯が不足する可能性があります。
冬にエコキュートの電源を切るのは、凍結防止のヒーターまで止めてしまうのと同じです。浮く電気代は月に100円前後。配管が凍って万が一修理になれば、その何百倍もかかってしまいます。とくに12月〜2月は、節電のつもりでも電源は切らないでくださいね。
電源を入れっぱなしにした場合の電気代は月いくら?


エコキュートを入れっぱなしにして待機している間の電気代は、月およそ90〜180円です。
三菱電機と日立の仕様表に載っている「制御用消費電力」4〜8Wをもとに、目安単価31円/kWhで試算しました。
待機中の消費電力はわずか4〜8W
お湯を沸かしていない間のエコキュートは、制御のためにごく少ない電気を使っているだけです。LED電球1個分くらいと考えると分かりやすいですね。
| 運転の状態 | 消費電力 | 1か月の電力量 | 1か月の電気代の目安 |
|---|---|---|---|
| 待機(制御用)・4Wの機種 | 4W | 2.88kWh(24時間×30日) | 約89円 |
| 待機(制御用)・8Wの機種 | 8W | 5.76kWh(24時間×30日) | 約179円 |
| 凍結防止ヒーター(寒い日だけ) | 36〜50W | 8.64〜12kWh(1日8時間×30日の場合) | 約268〜372円 |
| ふろ保温(保温している間だけ) | 116W | 1時間あたり0.116kWh | 1時間あたり約3.6円 |
※電気代は目安単価31円/kWh(税込)で試算。実際の単価はご契約の料金プランや時間帯によって変わります。
参照元:
三菱エコキュート 仕様表(制御用消費電力・ふろ保温時消費電力・凍結防止ヒータ)
日立エコキュート 仕様表(制御用消費電力・凍結防止ヒーター)
全国家庭電気製品公正取引協議会(電力料金の目安単価)
凍結防止ヒーターは、外の気温が下がった日だけ動くものです。冬に少し電気代が上がるのは、凍結から機器を守るための必要なコストと考えてください。
「こまめに切る」と、かえって損をしやすい
電源を切っている間に浮くのは、上の表の待機電力だけ。月に100円前後です。
一方で、切っている間にタンクのお湯は少しずつ冷めていきます。入れ直したときに足りない分を昼間に沸かすことになると、夜間よりも高い単価の電気を使うことに。
節約したつもりが、差し引きでマイナスになりやすいのです…!
電気代が高いときに見直す3つのこと
電源を入れっぱなしにしているのに電気代が高いと感じるときは、電源ではなく次の3つを見直してみましょう。
- ふろの自動保温の時間:保温中は待機の10倍以上の電気を使います。家族の入浴時間がバラバラなら、保温時間を短くするのが効果的です。
- 沸き上げの設定:パナソニックは、学習機能のある「おまかせ」系の初期設定がいちばん効率的だと案内しています。「満タン」や「多め」のままになっていないか確認しましょう。
- 使っていないのに残湯量が減っていないか:三菱電機は、お湯を使っていないのに残湯量の表示が減るときは、タンクの下が濡れていないか(水漏れ)確認するよう案内しています。
「エコキュートの電源」はどれ?3つのスイッチの違い
電源を入れっぱなしにしておくべきなのは、貯湯タンクの「漏電遮断器」と、分電盤の「専用ブレーカー」です。
リモコンの運転スイッチは、切ったときに沸き上げや凍結予防が続くかどうかが機種によって違うため、取扱説明書で確かめられないときは入れたままにしておきましょう。


| 電源・スイッチ | ある場所 | 切ると止まるもの | ふだんの扱い |
|---|---|---|---|
| リモコンの運転(入/切)スイッチ | 台所・浴室の壁 | 給湯温度の表示やおふろの操作など(沸き上げが続くかは機種で異なる) | 切らなくてよい。消しても節電効果はほとんどない |
| 貯湯タンクの漏電遮断器 | 屋外の貯湯タンクのカバーの中 | 沸き上げ・凍結予防・リモコンを含む機器全体 | 1か月以上の不在や、異常があるときだけ切る |
| 分電盤の専用ブレーカー | 家の中の分電盤(「エコキュート」「給湯器」「200V」などの表示) | 電気の配線ごと機器全体 | 工事や異常のときだけ。ふだんは触らない |
漏電遮断器や専用ブレーカーが家のどこにあるかは、エコキュートのブレーカー・漏電遮断器の場所と戻し方で写真付きで紹介しています。
ネットの質問サイトで「リモコンの電源なら切ってもOK」「エコキュートの電源は切ってはダメ」と答えが分かれているのも、リモコンの話と本体の話が混ざっているためです。



「切ってはいけない」のは本体の電源(漏電遮断器とブレーカー)と覚えておけば迷いません。
エコキュートの電源を入れっぱなしにしないほうがいい場面
エコキュートの電源を切るのは、『1か月以上使わないとき』、『雷や浸水などで安全が心配なとき』、『水漏れや焦げ臭さなどの異常があるとき』の3つです。
それ以外は入れっぱなしで問題ありません。
1か月以上家を空けるとき
長い入院や単身赴任などで1か月以上使わないときは、電源を切ったうえでタンクの水抜きをします。
電源だけ切って水を残しておくと、タンクの中の水が長い間たまったままになってしまうからです。
雷・台風・浸水のおそれがあるとき
雷が近づいているときに前もって電源を切るかどうかは、メーカーや機種によって扱いが異なります。お使いの機種の取扱説明書に書かれた方法に従ってください。
大雨や台風で機器が水をかぶったときは、乾いて安全が確認できるまで電源を入れないようにしましょう。
水漏れ・異音・焦げ臭いなど異常があるとき
タンクの下から水が漏れている、焦げ臭い、聞いたことのない大きな音がするといったときは、すぐに使うのをやめてください。
メーカー側も異常があるときは電源ブレーカーを切り、給湯機専用の止水栓を閉めてから販売店に点検を頼むよう案内しています。
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旅行・帰省のときも電源は入れっぱなしでOK
2週間ほどまでの旅行や帰省なら、電源は入れたまま、リモコンで「沸き上げ休止」を設定しましょう。
使わないお湯を沸かすムダだけを止められ、冬の凍結予防はそのまま続きます。電源を切って水抜きが必要になるのは、1か月以上家を空けるときだけです。
- 〜1日:そのままでOK
- 2日〜2週間ほど:「沸き上げ休止」を設定(電源は入れたまま)
- 1か月以上:電源を切って、タンクと配管の水抜き
不在期間ごとの設定方法や、メーカー別の機能名、水抜きの手順は、長期間家を空けるときのエコキュートの対処法で詳しく解説しています。
冬の不在でエコキュートの電源を切ってはいけない理由
ネットでは「数日以上家を空けるなら電源を切る」という情報も見かけるかと思いますが、冬にはこれは当てはまりません。電源を切ると凍結予防が止まり、誰もいない家で配管が凍ってしまうおそれがあるからです。
年末年始の帰省のように冬に家を空けるときは、電源を入れたまま「沸き上げ休止」を使いましょう。
浴槽に水を残しておくよう案内している機種もあるので、出かける前に取扱説明書の「凍結予防」のページを確認しておくと安心です!
1か月以上の不在は電源オフと水抜きをセットで
日立は、1か月以上使わないときは運転を止めてタンクの水を抜くよう案内しています。三菱電機の取扱説明書でも、長く使わないときは機器と配管の水を確実に抜くよう注意書きがあります。
水抜きの手順は機種ごとに違うため、必ず取扱説明書を見ながら行ってください。不安な方は、施工店に依頼しても大丈夫です。
なお、タンクの底にたまった汚れを出す「少しだけの水抜き」は、長期不在のときだけでなくふだんのお手入れとしても役立ちます。
入れ直しは「満水→通電→沸き上げ」の順番で
水抜きをしたあとにエコキュートを使い始めるときは、順番が大切です。
- 満水にする:給水の止水栓を開け、蛇口からお湯側の水が途切れずに出るまでタンクに水を入れる
- 通電する:分電盤の専用ブレーカーと、タンクの漏電遮断器を「入」にする
- 沸き上げる:リモコンで「沸き増し」などを操作してお湯を沸かす
空っぽのタンクに電気を入れると、故障やエラーの原因になります。また、すぐにはお湯になりません。
1時間の沸き上げで40℃のお湯が冬で約120L、夏で約240Lできる目安です。帰宅したその日にお風呂に入るなら、早めに沸かし始めましょう。
手順どおりに入れ直してもリモコンが真っ暗なままなら、エコキュートの電源が入らないときの復旧手順に進んでください。
エコキュートの電源入れっぱなしに関するよくある質問
ここでは、お客様からよくいただく、エコキュートの電源に関するご質問をいくつかまとめました。
お風呂のあと、毎回リモコンの電源を切っても大丈夫?
切らなくて大丈夫です。
リモコンを切っても節電効果はほとんどありません。機種によっては運転スイッチを切ると沸き上げの動きが変わることもあるので、取扱説明書で確かめられないときは入れたままにしておきましょう。
電源を入れたり切ったりすると寿命が縮みますか?
オンオフで寿命が縮むというメーカーの公式な情報は見当たりません。
寿命への影響が大きいのは、水質や設置環境、お湯の使い方です。
停電のあと、電源を入れ直す必要はありますか?
基本的には、入れ直しは不要です。
メーカー公式カタログでも、停電から復旧したあとリモコンの時計が正しく表示されていればそのまま使えると案内しています。
時計が点滅していたり「00:00」になっていたりする場合は、時刻を設定し直しましょう。
空き家や別荘のエコキュートは入れっぱなしでいい?
1か月以上使わないなら、電源を切って水抜きをしましょう。
寒い地域で冬に水抜きができず、入れっぱなしにする場合は、凍結予防の条件(浴槽に水を残すなど)を施工店と確認しておくと安心です。
賃貸住宅で長く家を空けるときは?
電源を切ったり水抜きをしたりする前に、管理会社や大家さんに確認しましょう。
エコキュートの電源は入れっぱなしでOK!
エコキュートの電源を入れっぱなしにしてよいか、迷いは解消できたでしょうか。最後におさらいしておきましょう。
- エコキュートの電源(漏電遮断器・専用ブレーカー)は入れっぱなしが基本
- 待機中の電気代は月およそ90〜180円。こまめに切っても節約にはなりにくい
- 2週間ほどまでの不在は「沸き上げ休止」、1か月以上は電源オフ+水抜き
- 冬は凍結予防が止まるので、家を空けるときも電源は切らない
設置から10年を超えて、休止明けや冬に不調が続くようになった方には、交換のお見積もりも無料でご案内していますので、お気軽に当店までご相談くださいね。
これからの季節は、年末年始の帰省前に「電源はどうしたらいい?」というご相談も増えてきます。
迷ったら、冬の長期不在は「電源は入れたまま、沸き上げだけ休止」。これだけは覚えておいてくださいね。
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