エコキュートの室外機カバーは必要?凍結と劣化を防ぐ正しい配管対策

エコキュートの室外機カバーは必要?_アイキャッチ
落合 祐太
第二種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト 落合 祐太

エコキュート施工歴8年。

メーカー認定代行店として、給湯器・エコキュートの設置や修理に多数携わる。

電気・ガス両方の専門知識を活かし、正確でわかりやすい情報発信を行っています。

監修者
小林 拓也

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

小林 拓也

エコキュート専門店スタッフ。補助金制度や製品仕様にも精通する。
現場スタッフやカスタマー対応部門と連携し、お客様が知りたい情報をわかりやすく発信するコンテンツ作りを心がけております。

執筆者

こんにちは。エコキュート・省エネ住宅設備専門店Cools(クールス)です。

「エコキュートの配管の汚れが目立ってきた」
「今年の冬も寒そうだし、凍結して壊れたらどうしよう」

導入から数年経つと、エコキュート周りのメンテナンスや見た目が気になってきますよね。

最近ではネットなどで購入できる「室外機カバー」やDIYで自作したカバーも目にするようになりました。「エコキュートのヒートポンプにかぶせれば、見た目も良くなるし、雪や寒さからも守れて一石二鳥では?」とお考えになる方も多いのではないでしょうか。

でも、エコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)全体を市販のカバーで覆うのは、電気代の高騰や故障の原因になるため注意が必要です。

この記事では、エコキュートの室外機カバーの必要性や効果、DIYと業者依頼の比較などを詳しく解説していきます。

エコキュートの交換をご検討中の方へ

株式会社Cools(クールス)は、エコキュート・省エネ住宅設備の専門店として、お客様一人一人のお悩みに寄り添い、これからの快適な暮らしを実現するサービスを提供しております。

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\些細なご質問でもお気軽にご相談ください/

目次

エコキュートに室外機カバーは必要なし!故障の危険も

作業員のイメージ画像

景観なども気にして良かれと思って設置を検討される方が多いのですが、実はエコキュートの室外機を囲ってしまうことは、メーカーも推奨していない危険な行為なのです。

なぜ室外機(ヒートポンプ)をカバーで囲わないほうがいいの?

最大の理由は、カバーで周囲を塞ぐことで「ショートサーキット」という現象が起きてしまうからです。

エコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)は、周囲の空気から「熱」を集めてお湯を沸かす仕組みになっています。

正面の大きなファンから、熱を奪って冷たくなった空気を勢いよく吹き出しているのですが、カバーで排気口や吸気口を塞いでしまうと、せっかく吹き出した冷たい空気を再び自分で吸い込んでしまうことになります。これがショートサーキットです。

この状態に陥ると、以下のような重大なデメリットが発生します。

  • 電気代が跳ね上がる
    冷たい空気を吸い込むと、お湯を沸かすためにより多くのエネルギーが必要になります。自ら機器の効率を落としてしまうことで家計に余計な負担をかけてしまいます。
  • コンプレッサーの故障リスクが高まる
    効率が落ちた状態で無理にお湯を沸かし続けると、室外機内部の心臓部である「コンプレッサー」に過度な負担がかかります。最悪の場合、数万円〜十数万円という高額な修理費用が発生してしまう可能性があります。

エコキュートの室外機をフルカバーで覆った際のリスク

リスクの要因具体的な影響家計へのダメージ
吸気・排気の妨げ空気中の熱を効率よく集められなくなる毎月の電気代が大幅に増加
機器への過負荷コンプレッサー等の内部部品に無理な負担がかかる高額な修理代(数万〜十数万円)の発生

このように、室外機本体の空気の流れ(吸気と排気)を遮断することは百害あって一利なしです。だからこそ、市販のすっぽり被せるタイプの室外機カバーは避けてくださいね。

むき出しのままで劣化や凍結は防げるの?と不安に思われるかもしれませんが、ご安心ください。エコキュートの保護には、フルカバーではない正しいアイテムを選ぶことが大切です。

最短10秒!ご家族の人数や設置タイプを選んでチェック

【設置場所別】エコキュートの正しいカバーの選び方と種類

室外機をすっぽり覆うのはNGとお伝えしましたが、どうやって日差しや雪から守ればいいの?むき出しの配管はどう隠すの?と疑問に思いますよね。

ここでは、室外機周りと配管周りに分けて、本当に必要で安全なカバーの種類をご紹介します。ご自宅のエコキュートに今何が足りていないのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

室外機(ヒートポンプ)周りの対策

まずは気になる方も多い室外機側の対策です。前述の通り、排気・吸気を妨げないことが絶対条件になります。

① 直射日光を防いで省エネに!屋根付きカバー(日よけ・サンシェード)

上部(天板)だけを守る日よけ(屋根)タイプのカバーであれば、設置はOK(むしろ推奨!)です。

夏の強い直射日光が室外機に当たり続けると、機器自体の温度が上がり、空気中の熱を効率よく集められなくなってしまいます。

ここに日よけを設置して日陰を作ってあげることで、以下のようなメリットがあります。

  • 冷却効率の低下を防ぎ、電気代の節約に繋がる
  • 雨や鳥のフンなどの汚れを防ぐ
  • 天板のサビや紫外線による塗装の劣化を遅らせる

②【豪雪地帯向け】吸排気口の雪詰まりを防ぐ「防雪フード」

雪が多く降る地域にお住まいの方にとって、室外機の雪対策は死活問題です。

ファンの中に雪が入り込んで凍結したり、吹き溜まりで吸気・排気口が塞がれたりすると、ショートサーキットを起こして完全にお湯が沸かせなくなってしまいます。

そんな豪雪地帯で重宝されるのが、防雪フードです。

お客様のお宅に設置されていた防雪フードつきヒートポンプ

エコキュートのヒートポンプユニットの防雪フード

各メーカーが自社のエコキュート専用に設計した純正の安全なカバーなので、風通し(排気効率)をしっかり計算した上で、雪の侵入だけを防ぐ構造になっているため、機器に負担をかけずに雪対策ができます。

積雪地域では必ずプロの業者に取り付けを依頼しましょう。

凍結や劣化の防止に!配管・タンク周りの対策

多くの方が室外機カバーで隠したいと思っている配管のゴチャゴチャや凍結の不安は、こちらの配管・タンク側の対策で解決できます。

エコキュートには背の高い貯湯タンクがあり、そこからお風呂場などへお湯を送る大切な配管が何本も繋がっています。この部分を守るのが以下の2つのアイテムです。

① むき出しの配管をスッキリ隠す必須アイテム「脚部カバー(配管カバー)」

皆様が一番気にされている見た目の悪さを解決するのが、貯湯タンクの下部に取り付ける化粧板「脚部カバー」です。

エコキュートの配管カバーあり・なしの比較

エコキュートの脚部カバーあり・なし

脚部カバーを取り付けるメリットは、見た目が良くなることだけではありません。

  • 美観の向上: ごちゃごちゃした配管を隠し、外観がスッキリと綺麗に整います。
  • 紫外線劣化の防止: 直射日光を遮ることで、配管やその周りに巻かれている保温材がボロボロになるのを防ぎます。
  • イタズラ・小動物よけ: 猫やネズミが入り込んで配管をかじるなどのトラブルを未然に防ぎます。

まさに見た目と保護を両立してくれるマストアイテムです!

②冬場の凍結・破裂トラブルを防ぐ「保温材(保温チューブ)」

脚部カバーの中に隠れているため普段は目立ちませんが、エコキュートの寿命を左右するほど重要なのが、配管に直接巻き付ける「保温材」です。

エコキュートの配管

もし保温材が巻かれていなかったり、劣化して剥がれていたりすると、氷点下になった夜間に配管内の水が凍結し、最悪の場合は配管が破裂してしまいます。

凍結トラブルのコスト比較

項目費用感ダメージ
保温材(対策費用)数百円〜数千円程度ホームセンター等で安価に手に入る究極の予防策
配管破裂(修理費用)約20,000円〜50,000円高額な出費に加え、修理までお風呂に入れない生活の不便さ

わずか数百円の保温材をケチったり放置したりした結果、数万円の修理代が飛んでいくのは絶対に避けたいですよね。エコキュートの凍結防止には、室外機を囲うことではなく、この「配管への保温材の巻き付け」こそが一番の有効策なのです。

エコキュート施工課/落合祐太

弊社では、寒冷地仕様のエコキュートを設置する際には、氷点下を下回る厳しい環境でも安心して稼働できるよう、必要に応じて凍結防止ヒーター等も合わせてご提案させていただいております!ご心配な点は遠慮なくご相談くださいね。

配管カバーや日よけはDIYできる?費用相場を比較

少しでも出費を抑えるために、ホームセンターやネットで材料を買って自分で付ければ安く済むんじゃないかとDIYを検討される方もいらっしゃるかと思います。

結論をお伝えすると、保温材の補修や簡易的な日よけの設置はDIYでも可能ですが、脚部カバーの取り付けや本格的な配管工事は絶対にプロに任せるべきです。

ここでは、プロの視点からDIYでできる範囲とその手順、そして安物買いの銭失いにならないための判断基準を誠実にお伝えします。

保温チューブや屋根付きカバーのDIY手順と費用

まずは、「ここなら自分でやっても大丈夫!」という安全なDIYの範囲と、その手順をご紹介します。

① 劣化した保温材のテープ巻き直し(費用目安:約500円〜1,000円)

100円ショップやホームセンターで「保温チューブ」と「キャンバステープ(非粘着・粘着)」を用意すれば、ボロボロになった部分の補修が可能です。

  1. 古いテープをハサミで慎重に切り取る(中の配管を絶対に傷つけないこと!)
  2. 隙間ができないよう、新しい保温チューブを配管に被せる
  3. 下から上へ向かって、キャンバステープを少しずつ重ねながらきつく巻き付ける
  4. 巻き終わりを市販の結束バンドなどでしっかり留める

② 日よけ(サンシェード)の設置(費用目安:約2,000円〜4,000円)

室外機の天板に置く日よけは、ビス留め不要のマグネット式やバンド固定式のものを選べば、女性でも簡単に設置できます。

  1. 室外機の天板の汚れをサッと拭き取る
  2. 日よけカバーを乗せ、マグネットや固定バンドでしっかり留める
  3. 【重要】 カバーが垂れ下がって正面のファン(排気口)や背面の吸気口を塞いでいないか、正面から見て必ず確認する!

これなら休日の数十分で、しかも数千円以内で対策ができますね!

専門店スタッフが警告!DIYに潜む「3つの失敗リスク」

一方で、手軽さの裏には大きな落とし穴も潜んでいます。

私たち専門店スタッフが、現場で実際に目にしてきた「DIYの失敗トラブル」を3つご紹介します。

  1. 隙間からの雨水浸入で配管が腐食・水漏れ

    テープの巻き方が甘かったり、下から上へ巻くという基本ルールを守らなかったりすると、雨水がテープの隙間から内部へ侵入します。結果として中の保温材が常に水浸しになり、配管そのものを腐食させて水漏れを引き起こすケースがあります。
  2. 無理な作業による「ガス抜け」で数万円の修理代

    ネットで買った汎用の脚部カバーを無理やりはめ込もうとして、室外機とタンクを繋ぐ大切な「冷媒配管」を曲げたり傷つけたりしてしまう事故です。ここからガスが抜けるとエコキュートはお湯を沸かせなくなり、冷媒ガスの再充填や配管交換で4万円〜8万円ほどの高額な修理代がかかってしまいます。
  3. サイズの合わない日よけで電気代が高騰

    「安かったから」とエアコン用の小さな日よけを無理やり紐で縛り付けた結果、シートが風でズレて排気口を塞いでしまい、前章でお伝えした「ショートサーキット」が発生。気づかないうちに毎月の電気代が数千円も上がっていた…という恐ろしい事例もあります。

このように、数千円を節約するためのDIYが、結果的に何万円もの出費を招くリスクがあることをぜひ知っておいてください。

業者に依頼した場合の費用相場とメリット

自分でやるのはやっぱり不安かも…と思われた方は、最初からプロの業者に任せてしまうのが一番確実で、結果的に一番コスパが良いです。

2026年現在の、業者に依頼した場合の費用相場目安(部品代+工賃込み)は以下の通りです。

  • 純正・脚部カバーの後付け設置: 約15,000円〜25,000円
  • 保温材の巻き直し(全体): 約5,000円〜10,000円

これを高いと見るか安いと見るか、分かりやすく比較表にまとめてみました。

DIYと専門業者依頼のコスパ比較表

比較項目ご自身でのDIYプロの専門業者(当店など)
初期費用約1,000円〜5,000円(材料費のみ)約15,000円〜35,000円(部品代+作業費)
作業の手間・時間採寸、買い出し、慣れない作業で半日〜1日電話・LINEで依頼するだけ。作業は数十分で完了
仕上がりの美しさテープのヨレや後付け感が目立つことも純正品で本体と一体化し、外観がキレイに整う
耐久年数1年〜3年(定期的な補修が必要)10年前後(エコキュートの寿命と同等)
リスク・保証配管破損による高額修理リスクあり。自己責任万が一のトラブル時も保証があり安心。リスクゼロ
総合的なコスパ失敗時の出費を考えるとハイリスク確実な保護で機器が長持ちし、長期的に見てお得!

配管回りはエコキュートの「血管」とも言える重要な部分です。ここをプロの技術で確実に守ることは、機器全体の寿命を延ばす節約術になります。

給湯器の状態に少しでも不安を感じたら、まずは私たち省エネ住宅設備のプロにご相談ください!

現在のお写真をお送りいただくだけで、無料概算見積りや最適なプランのご提案が可能です。

ぜひお気軽に、下のボタンからLINEでご相談くださいね!

エコキュートの交換をご検討中の方へ

株式会社Cools(クールス)は、エコキュート・省エネ住宅設備の専門店として、お客様一人一人のお悩みに寄り添い、これからの快適な暮らしを実現するサービスを提供しております。

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エコキュートを長持ちさせる!カバー選びと日常のメンテナンス

高価なエコキュートを10年、15年と長く安全に使っていくためには、カバーを取り付けた後のちょっとした気配りが大切です。

ここでは、失敗しないカバー選びのコツと、私たち主婦でもお庭のお手入れのついでにパパッとできる、簡単な日常のアフターケアについてお話しします。

脚部カバーは業者に取り付けてもらった方が断然安心

エコキュートの脚部カバーはネット通販でも1万円前後で購入することができますし、フリマアプリでさらに安く出品されていることもあります。

ただし、お客様からの相談を聞いていると「ネットで安い市販品を買ったら、うまく取り付けられなかった」という失敗談を耳にすることも多いです。

貯湯タンクの下部に取り付ける脚部カバーは、お使いのエコキュートと同じメーカーの「純正品」を選ぶのが基本です。

エコキュート専門ライターきよみ

一般の消費者が購入すると、よくある品番間違いや、せっかく購入したものの取付がうまくいかないといったリスクがあるので、はじめから業者に脚部カバーもセットで取り付けてもらうのがオススメです!

メーカー純正脚部カバーの特徴価格帯(2026年目安)
パナソニックタンク本体と完全に馴染むスタイリッシュなデザイン。高耐久な鋼板製でサビに強い。約12,000円〜16,000円
三菱電機配管の取り回しスペースが広く確保されており、点検作業もしやすい設計。約13,000円〜18,000円
ダイキン独自のスッキリしたフォルム。ビス留めが簡単でしっかり固定できる頑丈さが魅力。約11,000円〜15,000円

もし型番の違う製品を無理に加工して取り付けると、隙間から雨水が侵入したり、最悪の場合はタンク本体を傷つけてしまったりする恐れがあるため、適合する純正品を必ず選ぶようにしましょう。

屋根付きカバー(日よけ)はサイズ確認が大切!

一方、室外機の上部に置く「日よけ(サンシェード)」は純正品が少ないため、ホームセンターやネットで市販品を購入することになります。

ここで一番注意していただきたいのが、サイズと排気口の干渉です。

エコキュートの室外機は、一般的なエアコンの室外機よりも一回り大きく作られていることが多いです。

「エアコン用」として売られている日よけを買うと、寸足らずでうまく固定できなかったり、日よけのシート部分が下に垂れ下がって正面のファン(排気口)を塞いでショートサーキットの原因になったりすることがあります。

購入前に必ず室外機の「幅・奥行き」をメジャーで測り、排気の邪魔にならないかをしっかり確認してくださいね。

年に1回はチェックしたい!配管周りのセルフ点検ポイント

メンテナンスと聞くと難しそうに感じますが、専門的な作業は私たちプロにお任せいただければ大丈夫です。

ご家庭では、年に1回(たとえば大掃除の時期や、本格的な冬が来る前の秋口などに)、次の3つのポイントを目視でチェックするだけでも十分トラブルを防げます。

主婦の方でも簡単にできるセルフ点検リストを作りましたので、ぜひご活用ください!

  • 保温材のテープは剥がれていませんか?
    • チェック: 配管に巻かれているテープが紫外線や雨で劣化し、ボロボロに剥がれて中のスポンジが見えていないか確認してみてください。
    • 理由: スポンジがむき出しのままだと、冬場にそこから凍結してしまいます。剥がれを見つけたら、ホームセンターで数百円で買える「キャンバステープ」などを上から巻き直して保護してあげましょう。
  • 周辺に水漏れのサインはありませんか?
    • チェック: 雨が降っていない日でも、室外機やタンクの下のコンクリートが常に濡れていたり、赤茶色の水アカがついたりしていませんか?
    • 理由: 配管の亀裂やパッキンの劣化で、少しずつ水が漏れているサインかもしれません。放置すると水道代が跳ね上がってしまうため、気づいたらすぐに専門業者へ点検を依頼してください。
  • 室外機の周りに雑草や障害物はありませんか?
    • チェック: 室外機の正面や側面に、背の高い雑草が生い茂っていたり、段ボールや植木鉢、不要なタイヤなどを置いて塞いだりしていませんか?
    • 理由: これも「ショートサーキット」を引き起こす大きな原因になります。室外機の周囲(特に正面と背面)は、最低でも30cm以上のスペースを空け、風通しを良くしておくことが省エネの最大の秘訣です。
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エコキュートのメンテナンス方法まとめ|自分でできるやり方から業者に依頼したときの費用の相場 エコキュートの寿命を延ばすメンテナンス術を専門店スタッフが徹底解説!家事の合間にできる「水抜き」の手順から、業者依頼の費用相場まで、家計を守るママ目線で分かりやすくまとめました。電気代高騰に負けない賢いお手入れを今すぐチェック!

エコキュートの室外機カバーに関するよくある質問

当店Coolsの窓口には、日々お客様からエコキュートに関する様々なお悩みが寄せられます。

ここでは、細かいけれど家計を預かる身としては非常に切実な疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えしていきます!

市販のエアコン用の室外機カバーや日よけはエコキュートに代用できますか?

代用できる場合もありますが、事前のサイズ確認が必須です。また、すっぽり覆うタイプは絶対に避けてください。

ホームセンターで安く売られている室外機カバーや日よけは、基本的にエアコン用として作られています。エコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)は、一般的なエアコンの室外機と高さや奥行きが違って設計されていることがほとんどです。

サイズが合わないものを無理に取り付けると、風でズレて排気口を塞いでしまったり、しっかりと固定できずに落下したりする危険がありますので、おすすめしません。 

また、代用して良いのは天板に乗せる、日よけ(サンシェード)タイプのみです。周囲を完全に囲むフルカバータイプは、故障や電気代高騰の原因になるため絶対に使用しないでくださいね。

むき出しのまま10年経ちますが、今から配管カバーをつけても意味はありますか?

意味はあります!ただし、カバーで隠してしまう前に必ず「配管の劣化具合」を点検してください。

もう10年も経ってボロボロだから、今さらカバーをつけても手遅れかも…と諦める必要はありません!直射日光を遮り、これ以上の紫外線劣化や冬場の凍結ダメージの蓄積を防ぐためにも、今からカバー(脚部カバーや保温材)を設置することは非常に有効です。

ただし、1つだけ注意点があります。 10年間むき出しだったということは、すでに配管に小さなヒビ割れや水漏れが発生している可能性が高いです。そのままカバーを被せてしまうと、水漏れなどの重大なトラブルに気付けなくなってしまいます。

エコキュート自体の寿命も10年〜15年と言われているため、まずは配管や機器全体に異常がないか、プロの業者に点検してもらうことがオススメです!

凍結で配管が破裂した場合、火災保険は適用されますか?

ご加入している火災保険の「水濡れ補償」や「雪災・凍結特約」などの条件によっては、適用されるケースがあります。

火災保険なのに水漏れや凍結にも使えるの?と驚かれる方も多いのですが、実は近年の異常気象に伴い、2026年現在では多くの保険会社が雪や凍結による住宅設備の破損を補償の対象に含めています。

適用される可能性があるのは、主に以下のケースです。

  • 「水濡れ補償」: 配管が破裂して水が漏れ、基礎部分や家財に損害が出た場合
  • 「雪災・風災補償」: 大雪の重みで室外機や配管が破損した場合
  • 「凍結水道管修理費用保険金(特約)」: 凍結によって専用水道管が損壊した場合の修理費用

ただし、経年劣化による破損と判断された場合は保険金が下りません 

今年の冬を迎える前に、ぜひ一度ご自身の火災保険の証券や契約内容を見直してみてくださいね。

正しいカバー対策でエコキュートの寿命を延ばしましょう

男性作業スタッフ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

この記事を通じて、室外機をすっぽり覆うフルカバーはNGで、本当に必要なのは日よけ用の屋根と配管の保護ということをご理解いただけたかと思います。

最後に、ご自宅のエコキュートを守るための3つの重要ポイントをおさらいしましょう。

  • 室外機のフルカバーは絶対にNG!
    排気・吸気口を塞いでしまうとショートサーキットを起こし、電気代の大幅な高騰やコンプレッサーの故障(数万円〜の修理代)という家計への大ダメージに繋がります。
  • 本当に必要なのは「屋根付きカバー」と「配管・タンク周りの保護」
    室外機には、直射日光を防いで省エネに繋げる「日よけ(屋根)タイプ」を。そして本当に隠して守るべき配管には、冬の凍結を防ぐ「保温材」と紫外線劣化を防ぐ「脚部カバー」を取り付けるのが正解です。
  • 配管カバーや保温材の設置はプロの業者へ!
    簡易的な日よけの設置やテープの補修はDIYでも可能ですが、脚部カバーの取り付けや本格的な保温作業は、ガス抜けや漏水といった高額修理のリスクが伴います。確実で結果的にコスパが良い専門業者へ依頼しましょう。

給湯器の不調、設置年数の経過で不安な方は、ぜひ私たち省エネ住宅設備専門店Cools(クールス)にご相談ください!

LINEや電話からの簡単ステップで買い替え費用の無料見積もり概算をお出しします。また、日常でお使いの中での些細な疑問やご相談にも丁寧にお答えさせていただきます。

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