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2025年11月06日
最終更新日2025年11月05日

この記事は約 5 分で読めます。

こんにちは。給湯器・エコキュート専門店Coolsのきよみです。

ご家庭の給湯器を、特に理由もなく40度くらいに設定されている方は多いのではないでしょうか。
実はその“なんとなくの温度設定”が、給湯器の寿命を縮めているかもしれません。

今回は、「給湯器は40~42度の設定だと壊れやすい」その理由や原因とおすすめ設定温度を解説していきます!

   
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40〜42度設定が“よくない”と言われる理由

36℃前後のお湯はレジオネラ菌が繁殖しやすい

給湯器の推奨設定温度は、混合水栓では50℃〜60℃、単水栓では40℃前後が標準とされています。

これは、レジオネラ菌などの雑菌対策と、お湯を使いやすくするため。

レジオネラ菌は 一般に20~50℃で増殖し、36℃前後が最も増殖に適した温度になるため、40〜42度も危ういゾーン。本来は50℃を超える高温のお湯が効果的といわれています。

また、蛇口やシャワー側にサーモスタット混合水栓(温度を自動で調節してくれるタイプ)が付いているご家庭では、給湯器の温度を高めに設定しておくことで、水とお湯のバランスがとりやすく安定した温度で快適に使えます。

※サーモスタット混合水栓=設定した温度のお湯を自動で出し続けることができる混合水栓。シャワーや浴室など湯温を一定に保ちたい場合に利用されます。

「ぬるめ設定」は給湯器に負担をかける

一方で、「光熱費を節約したいから」「子どもが触るから安全なぬるめにしたい」
といった理由で、40〜42℃のぬるめ設定にしている方も多いかもしれません。

ですが、実はこの「ぬるめ設定」こそが、給湯器に負担をかけやすいんです。

40〜42℃だとお湯の温度を一定に保つために、給湯器が何度も燃焼と停止を繰り返す状態になります。

結果として、内部の部品が早く劣化してしまったり、「お湯が安定しない」「途中でぬるくなる」といったトラブルにつながることも。

「ぬるめ設定」はガス代も上がる!

ぬるめ設定だとガス代がかさむ理由

実は40〜42度設定だと「ガス代」も無駄になりやすい場合があります。

理由は、一度に熱くせず、何度も点火するから。

  • ・43〜45度設定で一気にお湯を作る場合 → 燃焼回数が少ない
  • ・40〜42度でチョロチョロ給湯する場合 → 燃焼回数が多い

同じお湯を使っていても、ガス使用量が増える=光熱費アップという結果に。

40〜42℃のぬるめ設定は、「光熱費を節約したい」という意図で選ぶ方も多いですが、実は逆効果になることがあります。

一気に熱くする方が実は節約になる!

たとえば、以下のような比較が参考になります↓

  • ・43〜45℃設定で一気にお湯を作る場合:燃焼回数が少なく効率的
  • ・40〜42℃でチョロチョロ給湯する場合:燃焼回数が多く、ガスを無駄に消費

こんな感じで、同じ量のお湯を使う場合でも、低めの温度でちょこちょこ作る方がガス代が高くなることがあるんです。

そのため、給湯器の寿命や光熱費を考えるなら、少し高めの設定(50~60℃)で一気にお湯を作り、サーモスタッド混合水栓で温度を調整するのが賢い方法です◎

シーン別おすすめ温度の目安

利用シーン 給湯器設定温度 実際に出るお湯の目安
シャワー(38℃快適) 50~55℃ 約38~40℃
浴槽(42℃快適) 55~60℃ 約41~43℃
台所(手洗い・調理) 45~50℃ 約38~40℃

ポイントは、一度にお湯を高めに作り、蛇口側で調整することです。

これによって、給湯器の燃焼回数が減り、部品の劣化も防げるため、結果的に寿命延長+光熱費節約につながります。

   
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よくある質問(Q&A)

Q1.なぜ40〜42℃のぬるめ設定は給湯器に負担がかかるの?

A1. 40〜42℃だと給湯器はお湯を一定温度に保つために、何度も点火と停止を繰り返します。

この「チョロチョロ給湯」の状態が続くと、内部部品が早く劣化して寿命が短くなる原因になります。また、お湯の温度が安定せず「途中でぬるくなる」といったトラブルも起こりやすくなります。

Q2.40〜42℃設定だとガス代が高くなるのは本当?

A2. 本当です。ぬるめ設定では少量ずつ加熱するため、燃焼回数が多くなります。

一方、43〜45℃や50〜60℃で一度にお湯を作る場合は燃焼回数が少なく、効率的にお湯を作れるのでガス代が節約できます。

光熱費の節約を意識するなら、高めに設定して蛇口側で温度調整する方が賢い選択です。

Q3.レジオネラ菌の繁殖と給湯器の温度は関係ある?

A3. あります。レジオネラ菌は20〜50℃で増殖し、36℃前後が最も繁殖しやすい温度です。

40〜42℃は菌が完全に死滅するほど高くはないため、衛生面でリスクが残ります。
50℃以上の高温で一度にお湯を作ることで、菌の繁殖を抑えつつ安全に使用できます。

Q4. おすすめの給湯器設定温度はどれくらいですか?

A4. 利用シーンによって以下の目安がおすすめです。

  • ・シャワー:給湯器設定50〜55℃(蛇口で約38〜40℃に調整)
  • ・浴槽:給湯器設定55〜60℃(蛇口で約41〜43℃に調整)
  • ・台所:給湯器設定45〜50℃(蛇口で約38〜40℃に調整)

ポイントは、給湯器で高めの温度にして一気にお湯を作り、混合水栓で快適温度に調整することです。

Q5.給湯器の寿命を延ばすにはどうすればいいですか?

A5.次のことを意識してみてください。

  • ・設定温度を50〜60℃にして一気に加熱する
  • ・サーモスタット混合水栓で蛇口側の温度を調整する
  • ・定期的に配管掃除やメンテナンスを行う

燃焼回数を減らすことで、部品の劣化を防ぎながら光熱費も節約できます。

Q6.うちの給湯器は10年以上使っています。そろそろ交換すべき?

A6. 設置から10年以上経つ給湯器は、経年劣化や設定温度による負担で、内部部品が弱っている可能性があります。

お湯の温度が安定しない、途中でぬるくなる、「ボンッ」と音がする場合は早めの点検や交換をおすすめします。

Q7.子どもや高齢者が使うからぬるめに設定したいが、安全と寿命は両立できる?

A7. はい可能です。給湯器は高めに設定してサーモスタット混合水栓で蛇口側の温度を調整すれば、安全に使える温度に下げられます。

また、その影響で給湯器への負担も減らせます。

まとめ:40〜42度設定は給湯器に負担をかけやすい

ご参考にしていただけましたか?
今回ご紹介した内容をおさらいすると、

給湯器を40~42℃に設定したままにすると、

  • ・給湯器内部 → 燃焼回数が増え、寿命が短くなる
  • ・ガス代 → 点火回数が多くなりムダが増える
  • ・衛生面 → 菌が繁殖しやすくなる

壊れる前にチェック!

最近こんな症状はありませんか?

  • ・お湯の温度が安定しない
  • ・シャワーがぬるく感じる
  • ・給湯中に「ボンッ」と音がする
  • ・使用年数が10年以上でときどき不具合を感じる

こういったものは「適切ではない設定温度」や「経年劣化」が原因かもしれません。
早めの点検・交換が、長く安全に使うコツです。

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