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みなさんこんにちは、エコキュート・省エネ設備専門店Coolsのきよみです。
「光熱費が高くて家計がちょっと心配…」
「環境にもやさしい暮らしに切り替えたい」
そんな風に感じているご家庭も多いのではないでしょうか。
光熱費を抑えつつ、家族みんなが快適に過ごせるエコキュートがあります。それが「おひさまエコキュート」です。

今回は、太陽のチカラを上手に使ったおひさまエコキュートの特徴やメリット、さらに補助金を活用して賢く導入する方法まで、初めての方にもわかりやすくご紹介します。
家計にやさしく、家族みんなが快適に過ごせるオール電化ライフのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
おひさまエコキュートとは?
おひさまエコキュートとは、その名のとおり太陽光発電を利用してお湯を作り出す給湯器です。
太陽光発電パネルで発電した電気を使ってヒートポンプを動かし、作った電力を自家消費するので、通常のエコキュートよりもさらにエコで光熱費削減にも役立つのが魅力です。
ちなみに「おひさまエコキュート」という名称は、各電力会社やメーカーが昼間沸き上げ型CO2ヒートポンプ給湯器を総称する愛称をいいます。
<太陽光発電の発電量と使用電力量イメージ>
※出典:ダイキン│おひさまエコキュート
おひさまエコキュートの特徴
一般的なエコキュートとの違い
一般的なエコキュートは電力の安い夜間に沸き上げを行うのに対し、おひさまエコキュートは太陽光発電の余剰電力を利用して昼間に沸き上げを行います。
発電した電力を自家消費するため、一般的なエコキュートよりもさらに高い節電効果が期待できます。
高効率なエネルギー利用
おひさまエコキュートは太陽光発電と連携することにより、昼間に発電した電力を有効活用してくれます。
空気で熱を生み出すエコキュートにとって、気温の高い昼間に沸き上げを行うことでより効率的にお湯を沸かすことが可能になります。
クリーンなエネルギー
おひさまエコキュートは 化石燃料を使用しないため、CO2排出量を大幅に削減 できます。
政府が目標に掲げる2050年カーボンニュートラル実現(エネルギー供給由来のCO2排出実質ゼロ)に向けて、これからの普及拡大が注目されています。
おひさまエコキュートのメリット
電気代を大幅に削減できる
おひさまエコキュートは太陽光発電を利用するため、電力会社からの電気購入量が減少し、結果として電気代の節約に繋がります。
自家発電の電気を使用するため、電気代高騰の影響も受けにくいです。
停電や災害時にも安心
太陽光発電パネルと連携しているため、災害などで停電が起きた際にも電力を供給し続けることができます。
温暖化などの影響により自然災害が増えている昨今、もしもの時の備えとして安心材料となります。
専用の電気料金プランが普及してきている
各電力会社から太陽光発電とおひさまエコキュートを導入している家庭向けに、専用の電気料金プランが登場しています。
電気料金プランの一例
- 東京電力:「くらし上手」
- 東北電力:「よりそうプラスおひさまeバリュー」
- 九州電力:「おひさま昼トクプラン」 など
おひさまエコキュートは2022年2月に販売開始された新しい製品なので、今後 再生可能エネルギー製品の普及とともに料金プランの選択肢も増えていくことも予想されます。
おひさまエコキュートのデメリット
初期費用が高い
おひさまエコキュートは通常の給湯器よりも初期費用が高いです。
太陽光発電パネルと合わせて導入する場合はさらに高額な費用がかかるため、導入をためらう方もいらっしゃいます。
天候に左右される
太陽の光を利用するため、天候によって発電量が変動します。
特に雨天や曇天の日が続くと、十分な電力を得られない場合があります。
設置スペースが必要
太陽光発電パネルやヒートポンプユニットの設置には一定のスペースが必要です。
住宅の屋根や庭にスペースがない場合、設置が難しいことがあります。
デメリットを解消する方法
補助金を活用する
国や自治体が提供する補助金を活用することで、初期費用を抑えることができます。
政府は前述したカーボンニュートラル実現に向けて、環境保護を推進する事業には補助金制度を用意しています。
次の項目で、補助金の活用方法に関して詳しく説明します。
蓄電池を併用する
太陽光発電と蓄電池を併用することで、天候による発電量の変動を補うことができます。
昼間に発電した電力を蓄電池に蓄えておくことで、夜間や天候不良時にも安定した電力が供給できるようになります。
プロに現地調査を依頼する
屋根や庭に十分なスペースがないから…と自己判断で諦めてしまっている方は、一度プロの設置業者に相談することをおすすめします。
経験豊富なプロの視点から、有効なスペースを生かして設置できる方法を提案してもらえることがあります。
おひさまエコキュートの製品一例
エコキュートの各主要販売メーカーも、おひさまエコキュートの製品を展開しています。
株式会社Coolsがおすすめしている補助金対象の製品
ダイキン│おひさまエコキュート
※キャンペーンなどにより金額が変更になる場合があります。
「おゆぴかUV」「パワフル高圧給湯」など、便利な機能を搭載したダイキン製おひさまエコキュート。
ご紹介した2つの機種は、補助金13万円の対象製品です。
補助金を活用して賢く導入しよう
おひさまエコキュートは初期費用が高額なため、導入をためらっている方も多いかもしれません。
しかし、国や自治体ではエコキュートの導入を推進するための補助金制度が用意されています。
補助金は予算上限に達した時点で支給が終了するため、エコキュートを設置する際には積極的に活用して初期費用の削減に役立てましょう。
▼補助金申請額の予算消化状況はこちらから確認できます▼
給湯省エネ事業│公式サイト
「給湯省エネ2025事業」登録業者に依頼しよう
補助金の申請は、国から認められた「給湯省エネ2025事業」登録事業者のみ手続きができるため、個人での申請を行うことができません。
エコキュートの設置・交換を依頼する前に必ず補助金の代行申請が可能かどうかも確認するようにしましょう。
Coolsは「給湯省エネ事業2025」の登録事業者です。
エコキュートの設置・交換から補助金の申請代行まで安心しておまかせいただけます。
給湯器のことが気になっている・お悩み事のある方から、実際に現地調査や見積もり作成を希望している方まで、どんな内容でも大丈夫ですので、ぜひ一度Coolsまでご相談ください。
Q&A:おひさまエコキュートに関するよくある質問
Q1. おひさまエコキュートとは何ですか?
A1.おひさまエコキュートは、太陽光発電で作った電気を使ってお湯を沸かす給湯器です。
昼間に発電した電力を自家消費するため、通常のエコキュートよりも光熱費を抑えられます。
また化石燃料を使わないので、環境にもやさしい給湯システムです。
Q2. 一般的なエコキュートとの違いは何ですか?
A2.一般的なエコキュートは夜間の安い電気でお湯を沸かしますが、おひさまエコキュートは昼間の太陽光発電の電力を使います。
これにより、電気代の削減効果がより高く、エネルギー効率もアップします。
Q3. おひさまエコキュートのメリットは?
A3.主なメリットは以下の通りです。
- ・電気代を節約できる
- ・停電や災害時でも太陽光電力でお湯が使える
- ・CO2排出量を削減でき、環境にやさしい
- ・専用の電気料金プランでさらにお得に使える
Q4. デメリットはありますか?
A4.デメリットもあります。
- ・初期費用が通常の給湯器より高い
- ・天候に左右される(雨や曇りが続くと発電量が減る)
- ・太陽光パネルとヒートポンプユニットの設置スペースが必要
Q5. デメリットを解消する方法はありますか?
A5.はい、主に3つの方法があります。
- ・補助金を活用する:国や自治体の制度を利用して初期費用を抑えられます。
- ・蓄電池を併用する:昼間の発電電力を蓄電池にため、夜間や天候不良時でも安定的に利用できます。
- ・プロに現地調査を依頼する:屋根や庭のスペースを有効活用できる設置方法を提案してもらえます。
Q6. 補助金は誰でも利用できますか?
A6.補助金の申請は、国から認められた「給湯省エネ2025事業」登録事業者を通じて行う必要があります。
個人での直接申請はできません。
株式会社Coolsは登録事業者なので、設置と補助金申請の代行を安心してお任せいただけます。
おひさまエコキュートの特徴やメリットなどを解説しました
ご参考になりましたか?
省エネ性能や節電効果、環境保護の観点から注目されるおひさまエコキュート。
これからのエコで快適な暮らしに向けて、この機会に導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
エコキュートの設置・交換工事は、豊富な実績を持つ株式会社Coolsにおまかせください!
今後も日々の暮らしに役立つ情報を発信していきます。
次回の投稿もお楽しみに!

