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こんにちは。エコキュート・住宅設備専門店の株式会社Coolsです。
「あれ、なんだか床が濡れてる…もしかして給湯器?」
長く戸建住宅にお住まいの方なら、築10年を過ぎたあたりから住宅設備の不調が少しずつ気になってくるものです。
なかでも、毎日の生活に欠かせない給湯設備で水漏れが起きると、誰でも慌ててしまいますよね。
この記事では、エコキュートの水漏れに考えられる原因や応急処置の方法、さらに修理と交換の判断ポイントまで分かりやすく解説します。
「水漏れが起きたけど、うちの場合はどうすればいいの?」と迷ったときの参考に、ぜひお役立てください。
エコキュートの水漏れ、よくある症状とは?
本当に水漏れが起きているか確認を
まずは、水漏れが実際に起きているのか、結露や軽微な滴なのかを区別する必要があります。
よくある症状はこんなパターン👇
- ・床や設置台の周りが濡れている
- ・タンクや配管からポタポタ滴が落ちる
- ・圧力逃し弁から水が流れ続けている
- ・異音や異臭がする
※結露は気温差で一時的に水滴がつく場合もあり、必ずしも故障ではありません。
分からない・不安な時は業者に見てもらおう
エコキュートの水漏れは見た目では小さなトラブルに見えても、内部の劣化や配管不具合が原因になっていることも少なくありません。
素人が自己判断で放置すると、修理費用がかさんだり、最悪の場合は買い替えが必要になることもあります。
専門の業者なら原因を正しく見極め、適切な処置を行ってくれるので安心です。
どこに連絡すればいいの?💡
まずは設置してくれた業者の保証がまだ有効か確認してみましょう。
平均的な保証期間は5年~10年なので、まだ保証が残っている場合は修理費や部品交換が無料または割引で対応してもらえることがあります。
保証がすでに切れているようでしたら、弊社でも無料でご相談を承っております💁
水漏れの主な原因とチェックリスト
水漏れの原因には、実はいろんなパターンがあります。
主な原因と簡単なチェック方法を紹介します🔎
原因 | チェック方法 | 備考 |
---|---|---|
配管接続不良 | 配管の継ぎ目を確認 | 設置直後~数年で起こることも |
経年劣化 | ゴムパッキン・バルブのヒビや硬化 | 10年以上使用している場合は要注意 |
凍結 | 冬季に水が膨張して漏れる | 元栓や保温カバーの確認 |
圧力逃し弁 | 水が流れ続ける | タンク内部の圧力異常の可能性 |
外的衝撃 | 設置場所の振動や衝撃 | 家のリフォーム後などで増える |
もし業者に相談する場合には、以下の項目を控えておくと、スムーズに伝わりやすいです◎
- ・型番・設置年
- ・漏れの箇所・時間帯・量
- ・写真や動画で記録
- ・使用状況(家族人数・使用頻度)
異音や異臭がある場合は併せて伝えておくと、原因特定がよりスムーズになります。
伺った状況を踏まえた上で、専門スタッフが現地調査に伺い→修理・交換の必要性の判断→正式な見積もりを提示というのが、一般的な流れになります。
応急処置の手順と注意点
水漏れを放置すると被害拡大のリスク
水漏れを見つけたら、まずは落ち着いて簡単な応急処置をしておきましょう。
そのままにしておくと床や壁が傷んだり、家電や配線に水がかかって思わぬトラブルにつながることがあります。少しでも被害を広げないように応急処置をしておけば、修理の手間や費用を抑えることにもつながります。
そのあとで、専門の業者さんにしっかり見てもらうのが安心です◎
水漏れ応急処置の手順🔧
- ・元栓を閉める
- ・漏れ箇所の下に容器を置く
- ・可能なら写真で記録
- ・濡れた床をタオルで拭く
やってはいけないこと⚠
- ・高温のお湯をかける
- ・無理に部品を分解する
※素人が下手に部品を触ってしまうとさらにトラブルが拡大するリスクがあります。
あくまでも応急処置だけにとどめて、細かい確認は専門家に委ねましょう。
エコキュートの電源って素人でも操作できるの?
エコキュートは家庭用とはいえ、200Vの高い電圧を使用しています。
そのため、取付工事や内部の点検は必ず資格を持った専門業者が行う必要があります。
万が一誤った操作をすると、感電や故障につながる危険があります。
安全のためにも、基本的には有資格者以外はエコキュートの電源には触れず、異常がある場合は必ず専門の業者に相談しましょう。
修理か交換か?判断のポイント
エコキュート設置から10年以上経過しているかが目安
水漏れが起きた場合、修理か交換か悩む方も多いです。
エコキュートは10年〜15年が寿命とされているので、設置してから10年以上経つエコキュートは経年劣化によって水漏れなどのトラブルが起こりやすくなります。
そのため、機器の状態にもよりますが、
- ・設置から10年未満→修理or交換
- ・設置から10年以上→交換を検討
が、判断の目安になります💡
古い給湯器を使い続けるデメリット
「まだ動くから大丈夫」と思って使い続けたいお気持ちは分かりますが、
タンクや配管の劣化や給湯効率の低下により、電気代がかさむことも少なくありません。
また、古い機種は生産終了などの理由から部品が手に入りにくく、修理してもすぐに別箇所が故障するリスクもあります。
こんな場合は、ムリに修理を繰り返すより新しいエコキュートへの交換を検討する方が、結果的に費用面でもメリットがある場合が多いです。
修理費用と交換費用の目安
- ・修理費:3〜8万円程度
- ・タンク・バルブ交換:3〜10万円程度
- ・新規交換(設置込み):20〜50万円程度(実質負担)
メーカーやお住いの地域(寒冷地や塩害地)などで搬入費や工賃が変わることもあります。
業者に見積もり依頼をする際に、ぜひ比較検討してみてください。
エコキュート・給湯器の専門店Coolsが、ご自宅の修理や交換にいくら費用がかかるのか、無料見積もり作成・現地調査にお伺いします。
他社との相見積もりも大歓迎!まずは気になっていることを、お気軽にご相談ください📞
<参考リンク>
ダイキン│タンクから水が漏れている(修理金額)
三菱│エコキュートから水漏れ(漏水)している
よくある質問(Q&A)
Q.水漏れ=必ず修理が必要?
水漏れが起きた場合、必ずしもすぐ本格修理が必要とは限りません。
小さな滴りや一時的な結露の場合もありますが、放置するとタンクや配管の腐食、電気系統への影響につながることがあります。
安全面と将来的な費用を考えると、早めに専門業者に点検してもらうことが安心です。
Q.修理と交換、どちらがコスパいい?
設置から年数が経っている場合や水漏れ箇所が複数ある場合は、修理を繰り返すよりも新しい機種への交換の方が長期的にコストメリットが大きいことがあります。
エコキュートの寿命は10〜15年なので、設置から10年以上経過している給湯器は、交換も視野に検討するようにしましょう。
- ・修理:初期費用は安いが、再発リスクや電気代増加の可能性
- ・交換:初期費用は高いが、長期的な安心・省エネ効果・保証が得られる
Q.見積もり時に確認すべき保証・契約条件は?
見積もり時には以下のポイントを確認しましょう。
- ・メーカー保証・施工保証の有無(水漏れや部品交換が含まれるか)
- ・修理対応期間や対応範囲(出張費や部品費が別かどうか)
- ・追加費用の有無(撤去費・廃棄費・既存配管調整費など)
お伝えした内容を事前に把握しておくと、後から「こんなはずじゃなかった」となるリスクを減らせます。
Q.緊急時、応急処置で避けるべきことは?
水漏れが発生した場合でも、素人判断で以下のことは避けましょう。
- ・高電圧が流れる電源周りに触ること(感電や故障の原因)
- ・水道や配管を無理に外すこと(破損や漏水拡大のリスク)
- ・強い薬剤やDIY修理で無理に止めること(内部部品を傷める可能性)
安全な応急処置としては、給水を止める・漏れている箇所の下にバケツを置く・濡れないよう床を保護する程度にとどめ、専門業者に連絡するようにしましょう。
Q.業者に依頼したい場合はどこがおすすめ?
エコキュートの修理・交換を取り扱っている業者はたくさんありますが、信頼できる業者を見極めるためには、以下の点を重視するといいです。
- ・エコキュートの施工実績が豊富な業者
- ・メーカー認定・資格保持者が在籍
- ・保証やアフターサービスが明確にある
- ・見積もりや相談が無料・丁寧
お店のサイトのPR文だけでなく、実際に利用したお客さんの口コミや施工実績を確認して、本当に安心して任せられるのか、判断するようにしましょう。
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水漏れは早めの対応で安心・ムダな出費を防ごう
エコキュートの水漏れは、放置すると給湯器だけでなく、床や壁の被害など思わぬトラブルにつながることがあります。
まずは落ち着いて応急処置を行い、その後 必ず専門の業者に点検・修理を依頼することが安心です。
修理か交換かの判断は、給湯器の年数や水漏れの状態が目安になります。
設置から10年以上経っている場合や、複数箇所でトラブルが起きている場合は、新しいエコキュートへの交換を検討する方が長期的にコスパもよく、安心して使えます。
最新のエコキュートへの買い替えは補助金が使えるうちに💰
2025年も国が導入費用の一部を負担してくれるエコキュート補助金を利用することができます。
省エネ効率の高い最新の機種に買い換えた場合、最大で17万円の費用が受け取れるので、ご家庭の費用の負担が軽くなります◎
予算はなくなり次第終了、2024年は11月で受付停止となったため、もし交換をご検討されている方はお早めにお見積りだけでも取っておくと安心です。
毎日使う給湯器だからこそ、小さな水漏れでも早めの対応で安心と節約につなげましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
このブログでは、今後もみなさまの日々の暮らしに役立つ情報を発信していきます。

