エコキュート交換費用の相場まとめ│工事費込みの総額と補助金を利用した実質価格

落合 祐太
第二種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト 落合 祐太

エコキュート施工歴8年。

メーカー認定代行店として、給湯器・エコキュートの設置や修理に多数携わる。

電気・ガス両方の専門知識を活かし、正確でわかりやすい情報発信を行っています。

監修者
長谷川 きよみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

長谷川 きよみ

エコキュート専門店スタッフ。住宅設備に関する幅広い知識を持つ。
自宅に設置したエコキュートの実際の使い心地をふまえた、分かりやすい情報をお届けします。
2児の母として、家庭で使いやすい設備選びや、日々の暮らしや家計に寄り添った発信を心がけています。

執筆者

こんにちは。エコキュート・省エネ住宅設備専門店Coolsのきよみです。

エコキュートが故障したり、寿命を迎えたりすると、真っ先に気になるのが「交換費用はいくらかかるの?」という点ですよね。

今回は、近いうちにエコキュートの交換を検討している方に向けて、【2026年1月時点】のエコキュート交換費用の相場を、初心者の方にもわかりやすい内容で解説します。

この記事でわかること
  • エコキュート交換にかかる総費用の目安(本体+工事+撤去)
  • メーカー別・容量別の本体価格の比較
  • 補助金(給湯省エネ2026事業)を使った場合の実質負担額の計算例
  • 費用を抑えるコツ

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目次

【2026年最新】エコキュート交換費用の相場は?

エコキュート交換(工事費込み)の総費用内訳

一般的に必要になる費用の相場(目安)は、下記グラフを参考にしてください。

項目費用目安(税込)内容
本体価格36万〜58万円メーカー・容量・機能による
工事費8万〜15万円既設撤去・搬入・設置・配管・電気工事
撤去費用1万〜5万円古いエコキュートや電気温水器の処分
合計42万〜66万円標準的な戸建て交換

相場を確認するときのポイント

  • 容量が大きい(460Lなど)ほど本体価格は高くなる
  • 同容量でも、角型よりも薄型の方が本体価格が高くなる傾向
  • 撤去費用は給湯省エネ補助金の「撤去加算」対象の場合あり
  • (2026年度は電気温水器からの交換で+2万円が加算されます。)

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メーカー別・容量別 本体価格の目安

2026年モデルの主なメーカー別価格帯(標準タイプ・工事費別)

最近のエコキュートは、どのメーカーも省エネ性能や安全性が向上しており、大きな性能差はありません。

選ぶポイントは「家庭のライフスタイル」や「重視したい機能」によって変わります。

メーカー370L460L特長
パナソニック36万〜54万円39万〜58万円高い省エネ性能/耐震性の高い4本脚構造
三菱41万〜45万円43万〜48万円バブルおそうじなど機能充実/お湯の清潔にこだわり
ダイキン39万〜48万円42万〜51万円業界トップクラスの高圧給湯
日立37万〜45万円40万〜47万円水道直圧式給湯/独自の断熱構造でお湯が冷めにくい
コロナ36万〜43万円38万〜46万円シンプル機能でコスパ良/安全に配慮した設計

※表示価格はあくまで目安となります。業者や仕入れ状況などにより価格は異なる場合があります。

Coolsでは独自の仕入れルートにより、相場よりもさらにお安く提供できる機種も多数ご用意しております。

補助金(給湯省エネ2026事業)を活用した実質負担額

2026年も「給湯省エネ事業」で最大10万円(高効率給湯器)+電気温水器の撤去加算+2万円、蓄熱暖房機の撤去加算+4万円、合計で最大14万円の補助金を利用することができます。

それでは、実際に補助金を使うことで手元から出る金額はいくらになるのか、実例をご紹介します。

例)古い電気温水器→最新エコキュートへ交換する場合

費用項目金額
本体価格350,000円
工事費120,000円
合計470,000円
国の補助金
(10万円+撤去加算4万円=14万円)
▲140,000円
実質負担額330,000円

設置・工事にかかる合計費用は47万円のところ、補助金の交付により実質価格は33万円に抑えることができました

エコキュートの設置は決して安い金額ではないので、少しでも出費を抑えるためにもぜひ補助金を有効活用しましょう。

補助金を受けるには「給湯省エネ2026事業」登録事業者からの購入・施工が必須条件です。

費用を抑えるコツ

  • 補助金対象機種を選ぶ(導入コストダウン・登録事業者に依頼)
  • 容量は家族構成に合ったサイズを選ぶ(大きすぎても小さすぎても損)
  • 工事費込み価格で比較(安く見えても別途費用が高額な場合あり)
  • 冬前・春先の工事が狙い目(繁忙期を避けると割引率UPすることも)

よくある質問(FAQ)

Q1. エコキュートの寿命は何年ですか?

A. 一般的に10〜15年が目安です。部品供給が終了すると修理が難しくなります。

Q2. 工事はどのくらいかかりますか?

A. 標準工事なら半日〜1日で完了します。寒冷地仕様や配管交換がある場合はそれ以上かかることも。

Q3. 補助金はいつまで使えますか?

A. 2026年度の補助金の対象になるのは、2025年11月28日以降に工事に着手した案件です。ただし、予算上限に達し次第、受付終了となります。

例年秋〜冬にかけては申請が集中する傾向があるため、スケジュールに余裕を持った早めの行動がおすすめです。

エコキュート専門ライターきよみ

ちなみに2025年度は、2025年11月14日をもって交付申請の受付終了となりました!

まとめ│エコキュート交換費用の相場をご紹介しました

ご参考になりましたか?

  • 標準的なエコキュート交換費用は工事費コミコミ価格で42万〜66万円程度
  • 機種によっては、補助金活用で実質30万円前後まで抑えられるケースも
  • 容量・機能・工事内容で価格は変動・早めに見積もりを取り、補助金の枠を確保するのが賢い選び方

価格で悩んでいるときは、複数社で見積もりを比較すると、工事費やオプションの差もわかり、より納得のいく選択ができます。

無料見積作成・補助金のご相談はCoolsまで

エコキュートの設置・交換をご検討中の方は、ぜひCoolsまでお気軽にお尋ねください。

「うちの場合、いくらになる?」を、わかりやすい金額提示と丁寧な説明でお答えします。

  • ご家庭に合った補助金対象機種の提案
  • 工事費込みのわかりやすい金額を提示(追加費用の心配なし)
  • 他社見積もりとの比較も歓迎
  • 高い施工品質と丁寧な接客対応で高い顧客満足度

お客様が不快になるような無理な営業などは行いませんので、安心してご利用いただけます。

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長谷川 きよみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

長谷川 きよみ

エコキュート専門店スタッフ。住宅設備に関する幅広い知識を持つ。
自宅に設置したエコキュートの実際の使い心地をふまえた、分かりやすい情報をお届けします。
2児の母として、家庭で使いやすい設備選びや、日々の暮らしや家計に寄り添った発信を心がけています。

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