「給湯省エネ2025事業」を解説!エコキュート補助金で最大17万円が受け取れる!

落合 祐太
第二種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト 落合 祐太

エコキュート施工歴8年。

メーカー認定代行店として、給湯器・エコキュートの設置や修理に多数携わる。

電気・ガス両方の専門知識を活かし、正確でわかりやすい情報発信を行っています。

監修者
長谷川 きよみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

長谷川 きよみ

エコキュート専門店スタッフ。住宅設備に関する幅広い知識を持つ。
自宅に設置したエコキュートの実際の使い心地をふまえた、分かりやすい情報をお届けします。
2児の母として、家庭で使いやすい設備選びや、日々の暮らしや家計に寄り添った発信を心がけています。

執筆者

こんにちは、住宅関連設備の専門店・Coolsのきよみです。

2025年2月26日(水)、「住宅省エネ2025キャンペーン」の公式サイトが公開されました!

このキャンペーンは、国が家庭の省エネ化を支援するための補助金制度で、高効率な給湯器や断熱窓の導入をサポートしてくれます。

今年エコキュートへの交換を考えている方にとっては、大きなチャンス!

今回は、住宅省エネ2025キャンペーンの概要や補助金の対象、申請方法などをわかりやすく解説します。

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目次

「住宅省エネ2025キャンペーン」とは?

住宅省エネ2025キャンペーンは、以下の4つの補助事業で構成されています。

  • 子育てグリーン住宅支援事業:省エネ性能の高い新築・リフォームを支援
  • 先進的窓リノベ2025事業:高断熱窓への交換を補助
  • 給湯省エネ2025事業:高効率給湯器(エコキュートなど)の導入を支援
  • 賃貸集合給湯省エネ2025事業:集合住宅向けの省エネ給湯設備を補助

この事業を活用すれば、エコキュートや高効率給湯器、断熱リフォームなどの導入に対して補助金で費用の一部を負担してもらえるので、初期費用を削減することができます。

今回はその中でも弊社が主に取り扱っているエコキュートに関連する、「給湯省エネ2025事業」について、次の項目から解説していきます!

「給湯省エネ2025事業」とは?

「給湯省エネ2025事業」は、家庭の給湯設備を省エネ性能の高いものに交換することで、光熱費を削減し、環境負荷を軽減することを目的とした補助制度です。

ちなみに正式名称は、「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」です!(長い!)

💡「給湯省エネ2025事業」の主なポイント

  • 予算:580億円(令和6年度補正予算)
  • 補助対象:新築や既存の住宅に高効率給湯器を設置する事業
  • 補助額:導入する給湯器の種類や性能に応じて、基本額に加え性能加算額や撤去加算額が適用
  • 申請区分:「購入・工事」と「リース利用」の2タイプがあり、それぞれに応じた登録事業者が交付申請手続きを行う
  • 対象期間:着工期間は2024年11月22日以降、交付申請期間は申請受付開始から予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)

昨年度との違いとしては、2024年はエコキュート1台あたりの基本支給額が8万円だったのに対し、2025年は基本支給額6万円となっております。

補助の対象となる事業

戸建、共同住宅等によらず、以下の住宅に高効率給湯器を設置する事業※1※2

申請区分設置する住宅補助対象者
購入・工事新築注文住宅住宅の建築主
新築分譲住宅住宅の購入者
既存住宅(リフォーム)工事発注者※3
既存住宅(購入)※4住宅の購入者
リース利用新築注文住宅給湯器の借主
新築分譲住宅
既存住宅(リフォーム)

※1 給湯省エネ2024事業において補助金の交付を受けた事業を除く。
※2 J-クレジット制度に参加することへの意思表明を行う事業に限る。
※3 買取再販事業者は対象外です。また、工事発注者が給湯器を購入し、その取り付けを施工業者に依頼する工事(いわゆる施主支給や材工分離による工事)も補助対象にはなりません。
※4 販売者が給湯器の交換をすることを条件に既存住宅を購入する場合、購入者が補助対象者となります。(不動産売買契約やその特約において、確認できる必要があります)
未使用の対象機器が設置されている既存住宅を購入しても、機器の交換に該当しないため、補助対象とはなりません。

補助額と上限

以下①~③の補助額の合計を補助(②または③を満たさない場合は①のみの補助)

<① 基本額>
導入する高効率給湯器に応じた定額を補助
(※機器ごとにそれぞれ性能要件を満たしたものが補助対象)

設置する給湯器補助額(基本額)補助上限
ヒートポンプ給湯機(エコキュート6万円/台戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅等:いずれか1台まで
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)8万円/台
家庭用燃料電池(エネファーム)16万円/台

<②性能加算額>
①の給湯器について、それぞれA~C要件を満たす場合、その性能に応じた定額を補助
(※A~Cは補助対象となる給湯器または付属機器ごとにそれぞれ性能要件を満たしたものに限る。)

設置する給湯器加算要件補助額(加算額)
いずれか両方
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
A4万円/台7万円/台
B6万円/台
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯機
(ハイブリッド給湯機)
A5万円/台7万円/台
B5万円/台
家庭用燃料電池
(エネファーム)
C4万円/台

<③撤去加算>
①の給湯器の設置に合わせて、以下のいずれかの撤去工事を行う場合、その工事に応じた定額を補助。

工事の内容補助額(加算額)補助上限
電気蓄熱暖房機の撤去8万円/台2台まで
電気温水器の撤去4万円/台①で補助を受ける台数まで

基本要件

補助金の対象となるエコキュートの要件は、下記公式サイトの項目をご参照ください。


出典:給湯省エネ2025事業【公式】│対象機器の詳細

「おひさまエコキュート」については、2025年度の⽬標基準値を満たしていないものも対象となります。

現在、電気温水器を使っているご家庭は、エコキュートに交換することで撤去加算+4万円の補助金も上乗せで受け取ることができます!

エコキュート補助金の申請方法

原則、エコキュート補助金の申請は「給湯省エネ2025事業」の登録事業者でなければ行うことができません

一般的には、以下のような流れで申請を行います。

  1. 給湯省エネ登録事業者にエコキュートの設置・交換を依頼
  2. 工事完了後、業者が申請
  3. 補助金の受け取り(業者が還元方法を案内)

エコキュートの設置を契約する前に、必ず補助金の申請が行える事業者なのか確認するようにしましょう。

エコキュート交換を検討中の方は、ぜひ補助金の活用を!

住宅省エネ2025キャンペーンを活用すれば、エコキュートの導入費用を抑えながら、光熱費の節約につなげることができます。

今回の記事のポイント

  • 2025年2月26日に公式サイトがオープン
  • エコキュートへの交換で最大17万円の補助金を受け取れる
  • 申請は「給湯省エネ2025事業」登録業者が行う

さらに詳しい補助金の詳細や対象機器については、住宅省エネ2025キャンペーンの公式サイトをチェックしてみてくださいね。

ご不明点などあれば、いつでも弊社スタッフまでお問い合わせいただければ、丁寧にお答えいたします。

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「自分の家にはどんなエコキュートを設置できるの?」
「補助金が受け取れるエコキュートはどれ?」「補助金の詳細が知りたい!」など、

些細な疑問を知りたい方や、急な故障でお困りの方も、
いつでもお気軽にご相談くださいませ。

みなさまからのご連絡を、心よりお待ちしております。

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長谷川 きよみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

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