【ダイキン】エコキュートのエラーコードと原因別対処法まとめ

落合 祐太
第二種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト 落合 祐太

エコキュート施工歴8年。

メーカー認定代行店として、給湯器・エコキュートの設置や修理に多数携わる。

電気・ガス両方の専門知識を活かし、正確でわかりやすい情報発信を行っています。

監修者
古田 ゆみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

古田 ゆみ

エコキュート専門店スタッフ。お客様のオペレーションも担当する。
省エネ住宅設備に精通した知識を活かしながら、実際に日々寄せられるご相談を元に、一人一人のお悩みに寄り添った発信を行っています。

執筆者

こんにちは。エコキュート・省エネ住宅設備専門店Coolsのゆみです。

ご家庭でダイキン製のエコキュートをご使用中のみなさま。

エコキュートが突然エラーコードを表示すると、「どうしよう…?」と戸惑ってしまうことも多いですよね。

特に忙しい日常で、エラー対応に時間をかけたくないという方も多いはずです。

この記事では、ダイキンエコキュートのよくあるエラーコードと原因、対処法をわかりやすく解説します!

いざというときに慌てずに対応できるよう、ぜひご紹介する内容をお役立てください。

目次

エラーコードが表示されたときの基本対応方法

エラーコードが表示されたら、まずは以下の基本手順を試してみましょう。

電源を切って再起動

多くのエラーは、一時的なシステムエラーが原因です。

一度電源をオフにし、5分程度待ってから再度電源を入れてみてください。

エラーコードを確認

リモコンやディスプレイに表示されているエラーコードをメモしましょう。

取扱説明書にも対応するエラーコード一覧が記載されています。

取り扱い説明書を確認する

基本的にどの機種でも説明書エラーコードが記載されておりますので、考えられる原因や推奨されている対処法を確認してください。

これらの基本的な対応を行うことで、軽微なトラブルなら簡単に解決することができます。

よくあるエラーの原因と発生しやすいタイミング

特に冬の時期に起こりやすいダイキンエコキュートのエラーコード5選

エラーコードエラー内容原因対処法
C45沸上ポンプの異常を検出・停止配管凍結、断水、給水止水栓が閉じている配管が凍結している場合は自然解凍を待つ。断水時の復旧後にエラーリセットを試みる。改善しない場合は修理依頼。
C80貯湯タンク~ヒートポンプユニットのお湯の循環不良配管凍結、断水、排水栓ツマミがずれている自然解凍を待つか、断水時対応の後にエラーリセット。改善しない場合は点検・修理を依頼。
E7ヒートポンプユニットのファンモーターが運転しないため停止ファンに雪や氷が付着しているファンの周囲の雪や氷を除去し、漏電遮断器をリセット。不具合が続く場合は修理依頼。
FA高圧圧力が上昇しすぎたため停止配管凍結、断水、給水止水栓の閉塞自然解凍や止水栓の確認後、エラーリセット。不具合が続く場合は点検修理を依頼。
HJ循環水系統の不具合(出湯温度が上昇しないため停止)配管凍結、断水、給水止水栓が閉じている配管凍結の場合は自然解凍、止水栓の確認後にエラーリセット。不具合が続く場合は点検修理を依頼。

これら5つのエラーは、特に冬場に配管凍結で起こりやすいため、定期的なメンテナンスを行うことで予防することが大切です。

エラーが解決しないときに行うべきこと

基本的な対応を試してもエラーが解消しないとき、「どこをどう確認すればいいのか分からない…」と不安になることもありますよね。

実際、配管や水圧、電源の確認といっても、一般のユーザーにとっては難しいこともあります。

そこで、難しい点検を無理に自分でしようとするのではなく、シンプルなチェック方法すぐに専門家へ頼むべきタイミングを押さえておきましょう。

配管の詰まり(こんな場合はすぐ専門家へ)

長期間使っていると配管内に汚れが詰まりやすくなりますが、内部の状態を目視で確認するのは難しいです。

以下のような症状があれば、すぐにプロに依頼しましょう。

  • 給湯時に異音がする
  • お湯の出が極端に悪い
  • エラーコードがリセットしても再発する

自分でできる詰まりの簡単チェック

お風呂場や台所の蛇口から水が正常に出るかを確認するだけでOK。

お湯だけが出ない場合は、内部で配管の詰まりが発生している可能性があります。

水圧が低い(弱い)

水道の水圧が低いとエコキュートが正常に動作しないことがあります。

特に冬場は配管の凍結が原因の場合も。

自分でできる水圧の簡単チェック

  • 蛇口から水が勢いよく出るか確認する
  • 近隣で水道工事が行われていないかチェック
  • 水道メーターが正常に動作しているか(回っているか)確認する

自分で対処が難しい場合

配管が凍結している場合は、無理にお湯を出そうとせず、配管の保温や解凍を専門家に任せましょう。

電源の接続 → 簡単な確認でトラブルを回避

電源コードやブレーカーが原因でエラーが発生することもあります。

特に落雷や停電後に注意が必要です。

自分でできる電源の接続の簡単チェック

  • ブレーカーが落ちていないか確認
  • コンセントがしっかり差し込まれているか確認
  • リモコンにエラーコード以外の異常が表示されていないか確認

それでも直らない場合は?

【結論】:自分で確認しても解決しない場合はすぐにプロへ!

電気系統のトラブルは専門家でないと解決が難しいため、早めに修理ができるのかをお問い合わせください。

無理に自分で修理しようとすると、症状が悪化し修理費用がかさむこともあります。

判断に迷ったり、どこに相談していいか分からない場合は、迷わずCoolsにご相談ください。

「配管が詰まっているかも」「凍結が原因かもしれないけど分からない…」 という場合でも、プロがすぐに駆けつけて原因を究明し、最適な解決策をご提案させていただきます。

みなさまの快適な生活をサポートするため、迅速かつ丁寧に対応することをお約束します。

エラーの予防方法や日常のメンテナンス方法

エラーを未然に防ぐためには、1〜2分でできる簡単な自己メンテナンスが効果的です。

これからご紹介するのポイントを習慣化すれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

フィルターの簡単チェック&清掃(1〜2分)

フィルターにゴミやホコリが詰まると、給湯不良やエラーが発生しやすくなります。

  • リモコン操作で給湯を一時停止
  • フィルターを軽く取り外し、水ですすぐだけでOK

頻度の目安:月に1回程度がおすすめ

配管・接続部の目視チェック(1〜2分)

水漏れや接続部の緩みがトラブルの原因に。

次のことを確認しましょう!

  • 配管付近が濡れていないか?
  • 接続部が緩んでいないか?

簡単に締められる場合はその場で対応し、異常があれば早めに点検依頼を

タンク周辺の水たまりや霜の確認(1〜2分)

冬場は特にタンク周辺の霜や水たまりにご注意。

配管の凍結や水圧低下につながります。

  • 朝や夜にタンク周辺を軽くチェック
  • 霜や水がついていれば、布でサッと取り除きましょう

エラーコードが頻繁に出る場合、エコキュート本体の寿命が原因?

昨夜まで普通に使えていたのに、朝起きて蛇口を開けたらお湯が出ない…
そんな冷たい朝のスタート、ゾッとしますよね。

エラーコードが頻繁に出る場合、エコキュート本体の寿命が原因である可能性があります。

エコキュートの平均寿命は10〜15年と言われており、以下のような症状が見られると寿命が近づいているサインかもしれません。

エラーコードが繰り返し表示される

リセットしても、数日後にはまた同じエラーが…!

お湯が十分に出なくなる

長時間待ってもお湯がぬるい、途中でお湯が出なくなるなどの不具合は要注意。

修理してもすぐに同じ不具合が発生する

一度修理してもすぐに再発するなら、根本的な原因が本体にある可能性大です。

このまま使い続けると 突然お湯が出なくなり、緊急の修理費用がかさむかもしれません。

寿命を迎える前に、適切なタイミングで買い替えを検討することで、余計な出費を抑え、快適な生活を維持できます。

10年以上経つエコキュートはそろそろ買い替え時かも

2026年度も、エコキュート導入に対する補助金の支給が予定されています。

長年お使いのエコキュートの不調や故障などでお困りの際は、給湯器専門店のCoolsまでご相談ください。

「修理で対応できるのか」「そろそろ買い替え時期なのか」など、状況に合わせて専任のスタッフが丁寧にご案内します。

\ エコキュート導入費用の負担を減らせます /

\ Coolsの売れ筋商品がお得に手に入ります /

まとめ:安心して使うためにメンテナンスを習慣にしよう

エコキュートのエラーコードは、原因を把握し適切に対応することで、修理業者を呼ばずに解決できる場合も多いです。

日頃のメンテナンスをしっかり行い、異常を感じたら早めに対応することが、家計にも優しい生活への近道です。

「どうしても原因がわからない…」「自分で対処するのが不安」という場合もありますよね。

そんなときはエコキュートのプロ、Cools(クールス)が迅速かつ的確にトラブルを解決いたします。

Coolsの最新の口コミをチェック

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古田 ゆみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

古田 ゆみ

エコキュート専門店スタッフ。お客様のオペレーションも担当する。
省エネ住宅設備に精通した知識を活かしながら、実際に日々寄せられるご相談を元に、一人一人のお悩みに寄り添った発信を行っています。

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