エコキュートは何度で凍結する?冬場の凍結防止策や残り湯の活用法をご紹介!

落合 祐太
第二種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト 落合 祐太

エコキュート施工歴8年。

メーカー認定代行店として、給湯器・エコキュートの設置や修理に多数携わる。

電気・ガス両方の専門知識を活かし、正確でわかりやすい情報発信を行っています。

監修者
長谷川 きよみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

長谷川 きよみ

エコキュート専門店スタッフ。住宅設備に関する幅広い知識を持つ。
自宅に設置したエコキュートの実際の使い心地をふまえた、分かりやすい情報をお届けします。
2児の母として、家庭で使いやすい設備選びや、日々の暮らしや家計に寄り添った発信を心がけています。

執筆者

こんにちは。エコキュート・省エネ住宅設備専門店Coolsのきよみです。

冬のシーズンに突入すると、朝晩はグッと冷え込むことも多くなります。

これから寒さがさらに厳しくなると、エコキュートの凍結トラブルを心配される方も多いのではないでしょうか。

今回は、エコキュートが何度で凍結するのか凍結した場合の対処法や予防策などについて詳しく解説します!

寒い日にいざお風呂に入ろうとしたら、「お湯が出ない…」なんて悲しいことがないよう、これからの季節の心配事を解消していきましょう。

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目次

エコキュートは何度で凍結するの?

エコキュートは通常、外気温0℃以下になると配管の中にある水が凍るリスクが高まります。

風が強い日や、エコキュート本体が直接冷たい風にさらされるような場所に設置されている場合は、気温が氷点下に達しない場合でも凍結する可能性はあります。

特に、夜間や早朝は気温が急激に下がるため、注意が必要です。

【注意】エコキュートが凍結するとどうなる?

配管が凍結すると、水が通らなくなってお湯が出なくなったり、リモコンにエラーの表示が出たりします。

また、凍結による膨張によって配管が破裂するリスクもあります。

最悪の場合、エコキュート本体の故障や高額な修理費用が発生することもあるため、事前の対策を知っておくことが大切です。

エコキュートが凍結した時の対処法

冬は積雪のある寒さの厳しい地域にお住まいの場合、万が一エコキュートが凍結してしまった場合にはどうしたらいいのか。具体的な対処方法をご紹介します。

エコキュートの凍結ですぐにできる対処法

すぐに修理を呼ばなくても時間をかけたり少し対処すれば解消できる場合もあります。

まずは以下の2つを試してみてください。

対策① 配管が自然解凍されるのを待つ

すぐに熱湯をかけるのは危険で、急激な温度変化が原因で配管が破裂する恐れがあります。

日中になり外気温が上がるのを待って、ゆっくりと自然解凍させることが一番リスクがなく安全な方法です。

ただし、しばらく積雪が続く場合などには解凍まで数日かかる場合もあるので、緊急性に応じて判断してください。

対策② 凍結した配管にぬるま湯をかける

冬場はお湯を使うシーンが頻繁にあり、すぐにでも何とかしたい場合もありますよね。

対処法のひとつとして、凍ってしまった配管部分にタオルを巻き、上からぬるま湯(人肌で暖かいと感じる温度)をかけます。

数回に分けて少しずつ温めることで配管を傷めずに解凍することができます。

その他にもドライヤーで乾かすなどの方法もありますが、お伝えしたとおり凍った配管に急激な熱を加えると配管に亀裂が入ったり破損する可能性があるので、注意が必要です。

日常でできるエコキュートの凍結予防策

天気予報などで事前に凍結リスクの高い日がわかる場合にできる、対処法をご紹介します。

少量の水を流し続ける

蛇口を少しだけ開けて、水を流し続けると配管内の水が凍結しにくくなります。

エコキュート各メーカーの公式サイトでもやり方が詳しく紹介されています。

給湯・給湯配管の凍結防止

ふろ配管の凍結防止

フルオートタイプのエコキュートなら、凍結防止運転ができます。

やり方は簡単で、入浴後、浴槽アダプターから10㎝以上のお湯を残しておきます。

外気温が低くなるとふろ配管の凍結予防運転が自動で開始されます。

引用:ダイキン│日常にできる凍結の予防方法

ただし、電気代が上がってしまう可能性があるため、夜間や早朝などの電力料金が安い時間帯に行うのがおすすめです。(※メーカーや機種などにより手順や機能が変わる場合がありますので、必ず対象機種の取扱説明書をご確認ください。)

故障が疑われる、トラブルでお急ぎの場合はいつでも当店までご相談ください。

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寒冷地向けのエコキュートとは?

寒さが厳しい地域にお住まいの家庭には、通常のエコキュートよりも寒冷地仕様のエコキュートが適しています。

「寒冷地」ってどこのこと?

積雪期間が年間で90日以上、年間の平均気温が10℃以下になる地域を「寒冷地」と呼んでいます。


画像引用:寒冷地仕様エコキュート│ダイキン

一般的に寒冷地と呼ばれる地域

  • 北海道
  • 東北地方
  • 北陸地方
  • 長野県の一部など

冬場の気温が氷点下10℃以下に達する地域では、通常のエコキュートでは正常に稼働することが難しいケースがあるため、寒冷地仕様のモデルを選ぶ必要があります。

寒冷地仕様エコキュートの特徴

寒冷地仕様のエコキュートは、通常のエコキュートと比較すると主に以下の違いがあります。

寒冷地仕様にはこんな特徴がある!

  • 外気温マイナス25℃まで運転することができる
  • 貯湯ユニットに凍結防止ヒーターが内蔵されている
  • 凍結を防止する運転機能が備わっている

一般的な仕様のエコキュートに比べて、寒冷地仕様エコキュートは若干値段は高くなりますが、寒い環境に耐性のある設計になっているため、冬場に心配な凍結トラブルによるリスクが減らせて、長い目で見て安心して使用することができます。

その他のエコキュート凍結防止策

ご紹介した以外にも、エコキュートの凍結リスクを減らす方法はあります。

保温材を設置する

配管に保温材や断熱テープを巻いて結束バンドなどで固定すれば、外気の影響を和らげ、凍結リスクを下げることができます。

ホームセンターでも手軽に購入することができますので、なるべくお金をかけずに対策を行いたい方にはおすすめの方法です。

また、事前に凍結防止対策として配管用のヒーターバンドを取り付けすることも可能です。

寒冷地にお住まいでこれから交換・設置を検討している方は、施工業者に確認してみてください。

風よけを設置する

エコキュート本体の周囲に風よけを設置することで、冷たい風が直接当たらないようにし、吹き曝しによる凍結のリスクを下げることができます。

まだ設置していない場合には、別売りの脚部カバーを取り付けるのも効果的です。

定期的に点検する

劣化した配管や破損した断熱材が長時間冷気にさらされると、凍結トラブルのリスクが高くなります。

問題が見つかれば、専門業者に早めに修理を依頼するようにしましょう。

こちらの記事は、冬場の厳しい寒さからお家を守るために欠かせない「凍結対策」がテーマですね。

朝起きて「お湯が出ない!」というパニックは、特にお子さんのいるご家庭では避けたいもの。専門店スタッフの経験と、同じ母親としての目線を交えて、読者の不安を解消するQ&Aセクションを作成しました。


エコキュートの凍結に関するよくある質問

「凍結防止って具体的に何をすればいいの?」「もし凍ってしまったら?」といった、冬場に多く寄せられる疑問をまとめました。

凍結防止のために「残り湯」を貯めておくのはなぜですか?

エコキュートが自動で配管に水を循環させて、凍るのを防ぐためです。

フルオートタイプのエコキュートには、外気温が下がると配管内の水をぐるぐると回して凍結を防ぐ「自動ポンプ運転」機能が備わっています。

の時、浴槽の循環口(お湯が出てくる金具)より10cm以上上までお湯や水がないと、空気を吸い込んでしまいポンプが作動できません。

寝る前に「お風呂の水を抜かない」だけでできる、一番簡単な対策です。

蛇口から水を出しておくときは、お湯の方を出したほうがいい?

はい、混合水栓を「お湯」の側に回して、少量の水を出しておくのが正解です。

給湯配管(お湯が通る道)を凍らせないことが目的なので、レバーをお湯側に振り切り、糸を引くくらいの細さ(1分間に約200mlが目安)で出しっぱなしにします。

こうすることで、タンクから蛇口までの配管内の水が常に動くため、物理的に凍りにくくなります。

「配管に保温材を巻く」のは自分でもできますか?

露出している部分であれば可能ですが、専門店にお任せいただくのが安心です。

ホームセンターなどで売っている保温チューブを巻くだけでも効果はありますが、隙間があるとそこから凍ってしまうこともあります。

また、古い保温材がボロボロになっている場合は、中の配管が劣化しているサインかもしれません。

専門店であれば、耐候性の高いテープできれいに仕上げ、劣化チェックも同時に行えますので、本格的な冬の前にぜひご相談ください。

朝起きてお湯が出ない!凍ってしまったらどうすればいい?

自然に解凍するのを待つのが一番安全です。

「早くお湯を使いたい!」と焦って配管に熱湯をかけるのは、絶対にNGです。

急激な温度変化で配管が破裂したり、接続部が傷んだりする危険があります。

どうしてもという場合は、配管の保温材が巻いてある上から、30〜40℃程度のぬるま湯をゆっくりとかけるか、解凍するまで待ってから、水漏れがないか確認するようにしてくださいね。

エコキュートが凍結しやすい「条件」ってありますか?

外気温がマイナスになる日はもちろん、風が強い日や北向きの日陰などは要注意です。

気温が0℃を下回らなくても、強い寒風にさらされる場所では配管の温度が急激に下がることがあります。

また、旅行などで数日間お湯を使わないと、配管内の水が動かないため凍りやすくなります。

長期間不在にされる際は、水抜きなどの特別な処置が必要になることもあるので、事前にお使いの機種の取扱説明書を確認するか、ご不明点は私たちプロにアドバイスを求めてくださいね。

エコキュートの凍結対処法・予防法をご紹介しました

これからの寒い季節はお湯をたくさん使いますので、エコキュートが凍結してしまうととても困った事態になります。

ご紹介した方法で凍結リスクを減らしたり対処を行うことで、安心して厳しい冬を乗り切りましょう!

寒冷地にお住まいの方は、ぜひ寒冷地仕様のエコキュートの導入を検討することをおすすめします。

寒冷地でのエコキュート交換はCoolsまで

エコキュートに特化した省エネ住宅設備の専門店Coolsは、東北エリアや北陸エリアなど寒冷地も工事対応可能エリアに含んでおり、たくさんのご家庭にエコキュートを設置した実績がございますので、安心しておまかせいただけます。

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Coolsではエコキュートの全国各地に拠点を展開し、北は東北~南は九州まで様々な環境でお住まいのご家庭に最適な製品をご提案させていただいております。

もちろん、寒冷地仕様・塩害地仕様のエコキュートも各種在庫を豊富に取り揃えております。

これまでエコキュートが気になってはいたものの、お住いの地域の環境的に諦めていた方でも、まずはご自宅に合う製品があるのか、一度Coolsまでご相談ください。

簡単なご質問や無料見積作成など、どんなことでもお気軽にご相談を受け付けております。

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長谷川 きよみ

エコキュート・ガス給湯器専門ライター

長谷川 きよみ

エコキュート専門店スタッフ。住宅設備に関する幅広い知識を持つ。
自宅に設置したエコキュートの実際の使い心地をふまえた、分かりやすい情報をお届けします。
2児の母として、家庭で使いやすい設備選びや、日々の暮らしや家計に寄り添った発信を心がけています。

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